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鎌倉日記(極上生活のすすめ)

ワインの薀蓄

 フランス語の「ブーリチュール・ノーブル」を、日本語に訳すと「貴腐」となる。
 これは白葡萄酒におこる現象で、起こる年と、起こらない年があると言われている。ふつうの年の葡萄酒より、深みが増す。特殊な菌が葡萄についたときに生まれる。
 必然と偶然が、この「貴腐」を生む。
 「貴腐」。貴く腐敗する。この言葉が好きだ。
 また、ワインは、より北限に近いもののほうが、深いうまみをだすと言われている。厳しさに耐えた時に、ワインのこくが芽をだす。南のものは、張りがなく、ぬるい、感じがどうしてもする。

 「貴腐」と「北限」のワイン。ただ、腐っていくわけではない。ただ、震えているわけではない。ワインが人間の生き方がどうすべきかを気づかせてくれる。
 
【楽天市場】ワイン市場

イタリアでは「キッス」は、恋人がどういうワインを飲んだか調べるために、生まれたという説があります。
このワインはキッスに近い。それもフレンチキッス
ジュヴレイ・シャンベルタン 1999  ドメーヌ・ルロワ(蔵出品)(750ml)ジュヴレイ・シャンベルタン 1999  ドメーヌ・ルロワ(蔵出品)(750ml)

この下のワインは樹齢35年~40年の葡萄の木を使ったワイン。オークの香りがほどよく、香ります。
ニュイ サン ジョルジュ オーバ ド コンブ[2000]  ドメーヌ・ジャン・タルディ 750mlニュイ サン ジョルジュ オーバ ド コンブ[2000]  ドメーヌ・ジャン・タルディ 750ml

 フランスでも定説で「赤ワインは冷やさない。ただし、ボージョレだけは、井戸水のように冷やして飲む」とされている。
 しかし、パリのキャフェでは、氷を浮かべたザンクの中で、赤ワインも白ワインも、関係なく、冷やして、飲む。定説など疑い、自分の味覚だけを信じればいいと思う。
 ちなみに、これは去年のパリの「フォーション」で、年間のプレミアムワインに選ばれたワイン
彗星のごとく現われた優雅なワイン エリクシール [2001] 750ml彗星のごとく現われた優雅なワイン エリクシール [2001] 750ml

 ワインは、飲む少し前に、栓を抜いて空気に触れさせておく。
すると、空気とワインがマリアージュして、急速に熟成がはじまる。
フラスコに入れ替えたほうが、空気に触れる面積が広くなる。広口のフラスコをデカンターといい、デカンターにより、空気をなじませることを、デカンタージュという。
 そして、味とコクが微妙に変わる。
[1975] シャトー マルゴー/マルゴー[1975] シャトー マルゴー/マルゴー

 マリアージュして味が大人になることを、フランス人たちは、処女が熟女に変化すると、いう言い方をする。ワインは処女と熟女のふたりを味わえるということらしい。


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