|
カテゴリ:アトピー症状
どうも、マロです。
イシャいらずと言いながら、ずっと参考にしていたHPがある。 Dr.MAKISE 内科・皮膚科である大阪の牧瀬クリニックの院長先生が公開しているHPだ。 アトピーについて色々調べているとぶち当たった人も多いのではないか。 ワタシがこのHPを見つけたのはやはりなにか調べモノをしていたときなのだけど、先生のHPにはなかなか面白いことが書いてある。 ワタシは基本的にはイシャ嫌いだけど、お医者さんのブログなんかは結構好んで読んだりしている。 特に病院名を伏せて医療の現場の愚痴らしいことを書いているオイシャさんのブログは一般の人間ではなかなか知ることの出来ないダークサイドが赤裸々に書かれたりしてて面白いんだ。 牧瀬先生のHPには、ワタシが自我流で色々アトピーについて良かれと思ってやってきたことと同じことが書かれていることも多く、お、ヨカッタこの方法は間違いではなかったか、といつしか確認を取るための参考書のようになっていた。 医療は治療のためにあるのではなく、予防医学のためにあるべきと考える先生にはワタシも激しく共感する部分があるので、この先生にはいつか会ってみたいと思っていたんだ。 そんな矢先、東京で診察会が開かれることをHPで知る。 このときのワタシのアトピー症状は、せっかくキレイに治まったかのようにみえた湿疹がぶり返し、また激しい炎症を起こして痒みで寝れない日に戻ってしまっていたところだった。 一度会ってみたかったこともあるし、この先生の診察なら受けてみたいと思ったワタシは診察会に申し込んでみた。 それが一昨日の日曜日だったんだ。 診察会の予約をいれたのは1ヶ月前で、炎症リバウンドの真っ只中であったが、昨日の診察を受けた時点のワタシはほぼ軽症まで回復していた。 なんかこんな白い顔で診察を受けるのは少し気が引けていたが、先生と話したい興味の方が勝ってしまっていたので結局ノコノコと出掛けていったワケだけど。 診察会は都内のホテルのレンタル会議室で行われた。 ホテルのロビーには先生の診察を受けにきたであろう人が座っている。 耳まで真っ赤で顔にガーゼを貼っているような重症の人のなか、唯一白い顔のワタシはとても居心地が悪かった。ナニしにきたの?と言われているような気がしてならず、心の中でいえいえワタシもつい数ヶ月前までは真っ赤な顔で炎症もひどくて・・・と言い訳したりしてみる。誰もそんなこと思ってないのだろうケド。 呼ばれて会議室に入るとまず、アシスタントらしき女性がPCに繋がれた金属板に手と足を乗せるように指示する。 靴下を脱いで素足になり、ピアスなどカラダに直接付いている金属を外す。 なんかね、体脂肪を計るヤツみたいなの。 そこに両手・両足を乗せて身長・体重・血液型・そして治療目的である「アレルギー」という項目を打ち込んでそのまま数十秒。 ワタシのカラダのデータがコレでPCに取り込まれるんだという。 は???( ゚Д゚)? 体脂肪計ったダケじゃないの?? PC画面には女性の体のグラフィックが出てきて、要注意の部位は赤く、注意は黄色で表される。 まずは皮膚の症状をみるグラフィックが出てワタシのアトピー症状が一番キツイ部分が赤い色で示されていた。 アシスタントの女性がワタシに右腕のアトピーが一番キツイですか?と訊く。 右腕は一番最初に症状が現れて、未だに湿疹が出たり引っ込んだりが一番激しい部位であることを伝える。 次にグラフィックはリンパ節と血管が示され、そこは全て黄色くなっていた。 そして内臓・骨格が出て赤や黄色とカラフルに示されている。 ワタシは図の見方が分からないけど、この色とりどりな図はなんとなく危険を感じてしまう。 PCにデータを取り込まれたワタシは次にいよいよDr.MAKISEとご対面だ。 んんんん。 皮膚科のイシャなのになんでアンタはそんなに日焼けしてるんだ!! ゴルフ焼けだろうなぁ。顔も腕も真っ黒で皮が剥けている。センセイったら・・・。 センセイは沖縄にビタミン研究所なるものを持っているからそれを理由にしょっちゅう沖縄に出向きゴルフに明け暮れているのかもしれない。 一瞬でセンセイの名誉を心の中で著しく傷つけたワタシは、その可笑しさに思わずニヤニヤしてしまう。 さぞかし愛想の良いアトピー患者と思われただろう。 皮膚の症状を診てもらう。 今、両腕は鳥肌のような湿疹が出て、背中、首は乾燥・皮剥け。腰はやや発赤・丘疹、顔はツルツル。 ああ、湿疹は全然大したことないね。 なんか塗ってる?食事気をつけたりしてるの? 「今は何も塗ってないです。食養生だけです。」 ああ、そうか、頑張ってるんだね。 そういいながらセンセイはワタシのデータを見にPCに向かう。 女性アシスタントとナニやらボソボソはなしている。 ん?このデータはマロさんのじゃないでしょ?え?マロさんのなの??マジか?? 雰囲気から察すると、かなり軽度の皮膚症状に対してPCの診察結果が付いてきていないらしい。 ミトコンドリアに餌を・・・マグネシウムなんちゃら・・・ ミトコンドリア?? 餌?? 一体なんのお話でござんすか。・゚・(ノД`)・゚・。 マロさん、あなたお酒飲むの? とのセンセイの問いに「今は飲んでません」と答える。 止めてどのくらい? この質問にはワタシはやや胸を張り少し偉そうに自信満々に答える。 「3ヶ月です!」 ・・・笑われた。3ヶ月はどうやら禁酒期間としては大したことはないらしい。 スポーツかなんかやってるの?? 先生の質問は続く。 つまり、かいつまんで説明すると、牧瀬先生はこの体脂肪を計るような機械で患者の全身のデータを読み取り、病気の原因を突き止めるという診察方法をとっているらしい。 ワタシのアトピーは腸内環境が悪いせいだと思っていたのだが、どうやらもっと深刻な部位があるのだという。 ウイスキーがダイスキで毎晩ビール晩酌の後に寝酒として月、ボトル数本ペースで飲んでいたこと。 ダンスやっていたときに腰を痛めて3年前ぎっくり腰に見舞われたことを話す。 マロさん、肝臓がかなりヤラれてるよ。やめてコレだと以前はもっともっと悪かったってことになるなぁ。あと腰椎。ここがめっちゃいがんでる。 先生は関西弁なのだ。 お酒は止めてるみたいだから、今行っている食養生をきちんと続けて肝臓を労わってやればアトピー自体は大したことないよ。あなたはまず肝臓を治しなさい。 で、調子がよくなってきたら整体で腰椎整えて筋肉付けてね、赤ちゃん欲しいでしょ?でもまぁマズは肝臓だな。 そして脈を取り、舌を診て、 肝臓の調子を整えるサプリメント出すから、ソレ飲んで様子見てね。あと軟膏ね。皮膚はすごく軽いからステロイド入ってないヤツと、ほんのちょっとステロイド入ったやつだしとくね。炎症が出ちゃったり痒くてどうしようもないって時はステロイド入りのを塗ってね。 肝臓・・・。腰椎・・・。 体脂肪計るだけでなんでそんなことまでわかるんだ!!! ワタシは生まれてはじめての診療方法にかなり戸惑う。 こうして念願のDr.MAKISEとの面談は終わった。 色の黒い、かなり陽気なオッサンだった。 来週末にサプリが届くらしい。 牧瀬先生は自由診療なので保険が利かない。 この日の診察料は無料。でもサプリは結構よい値段。 だからメールでも相談に乗ってくれる。 患部の画像を送れば軟膏やサプリも送ってくれるが、「薬代」として捉えると送料もかかるし保険が利かないから結構値段が高いので、やはり診察は受けたほうが良い。 あのPC診察はちょっと一見の価値ありだ。 ステロイドを使う先生なので、ステロイドがどうしてもイヤだという人には向いていない。 でも、診察を受ければアトピーの原因がひょっとしたらわかるかもしれない。 Dr.MAKISEもこれで治れば根本治療を目指し、ステロイドの上手な使い方を指導してくれる名医、になるだろうし、治らなければ自由診療と称して電子箱を操作し、ナニが入ってるかわからん怪しげな軟膏とビタミン剤で患者を惑わす悪医と言われかねない。 どっちが牧瀬先生にハマるのかはワタシにはわからないので診察を受けたい人は自分で決めてくれたまえよ。 ワタシは健康診断でも分からなかった、肝機能の低下ってことがわかっただけで収穫だ。 あのPC診察も面白かったし。 旦那に話すと 「肝臓がまるっきり健康な人ってほぼいないんだよな。 逆に言えばほとんどの病気の原因は働きすぎの肝臓にあるといってもいいくらいだし。」 そういわれると身もフタもござんせん。 旦那は医学書を作っている人なので、普通の人よりは医療の現場に詳しいが、PC診察は初めて聞いたという。ワタシだってアトピーの診察でミトコンドリアなんて聞いたのは初めてだ。 いまや占いや墓参りですらコンピューターで行う時代。 診察をコンピューターがやっても不思議じゃないんだろう。 でも、舌と脈を診るのは東洋医学だよね。 ああ、そうだ。 玄米だけど。 アトピーに玄米が良くないのはもち米と同じ。ヒスタミン物質が出て痒みが増すからだって。健康のために玄米を食べることは特に問題ないらしい。 あと、柿の葉茶とルイボスティーを1リットルづつ飲んでいたけど飲みすぎだといわれた。 これもPC診断で読み取れるらしい。 どっちか1つにして、あとは喉が渇いたときに飲む程度でいいんだって。 お茶も飲みすぎは臓器に負担がかかるんだな。 牧瀬先生は本当に面白い。 これらが全てパフォーマンスでないよう、先生が処方したサプリで完治することを願うよ。 ブログ村に参加しました。 よかったらポチっとな♪願うでござる。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アトピー症状] カテゴリの最新記事
|