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ロートレック展

　久しぶりに名古屋へ出かけました。美術館でロートレック展をやっていたので見てきました。数多くの作品が展示されていて、知っているのはごくわずか。１９世紀のフランス大衆文化に興味があったはずなのに、今までこれほどロートレックのことを知らなかったなんて、反省と新鮮さで刺激を受けました。　ロートレックはたくさん踊り子や歌手、娼婦などの絵を描いていますが、顔はあまりきれいに描かれていないのを改めて知りました。ポスターなのでお店の雰囲気や踊り子たちの躍動感みたいなものが伝わればいいのかな？　でも彼も日本の浮世絵の影響を強く受けていたと初めて知りました。"...japonais"　日本風の店とかいうタイトルのポスターもありましたが、どこを見ても見本風に見えない・・・晩年は、体をこわし、パリの歓楽街にはあまりでかけず馬や犬をよく描いていたそうですが、なくなったのは３０代後半。写真を見るともっと年が行っているように見えたのでさらにびっくり。　いろいろ感動して、たまには美術館に出かけることも必要だと思いました。以前ゴッホ展に家族で出かけ、子供たちは飽きてしまい大変だったので、しばらくお預けでした。今日は、子供抜きだったのでゆっくりできました。　フランス語を読んだのも久しぶりで、簡単な単語の意味が思い出せず、勉強不足を痛感。これでも卒論は"La dame aux Camelia" （椿姫）だったのですが・・・

フランス語、再開はいつ？

　今日友人に誘われて、某大学での講演に行って来ました。講演は私には大変難しく、ちょっと場違い？と思いましたが、その会場で、大学時代の恩師に十数年ぶりにお会いすることができました。先生は、私のことを名前も覚えていてくださって感激でした。　私は、フランス文学科で、a,b,c　から卒論までその先生にお世話になったのですが、卒業して英語の教師として高校に勤めていましたから、フランス語に触れる機会はすっかりなくなってしまいました。私が「もうフランス語はすっかり忘れてしまいました」というと、「あ、でもね、基礎ができているから、大丈夫ですよ。」とおっしゃってくださいました。私としては基礎すら忘れてしまっている状況なんですが。でもまたフランス語をやってみたい気持ちはすこ～しはあるんです。でも何かきっかけがないと始められなくて。もしかしたら、先生との再開がきっかけかもしれないですね。

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