オトコも育休?Q1:パパも子育てしてほしいんだけど!A1: そうすねえ。夫婦でよく話しあうのがいいですよねー。 でも、お父さんが「オレは休みなんかとれねーよ!」とかいう話になっちゃってるところもありますよね。お母さんのほうだけ育児休業とるみたいなカンジになってますよね。 日本のオトコの育児休業の取得率はたった1%です。 100人オトコがいたら、1人しかとったことがないんです。 ノルウエーはなんと85%ですよ! なんでこんなちがいが? それは「パパクォータ制」があるからなんですね。 これはオトコが育児休業をとらないと、そのぶん育休の期間が減ってしまうという制度で、スウェーデンやデンマークでもおこなわれています。 たとえば、スウェーデンでは、父親が1ヶ月、母親が1ヶ月とることを義務にしていして、もし、父親がとらないとその1ヶ月分はなくなってしまうんです。 ノルウェーでも同じで、父親がとらないとやっぱり1ヶ月分が消えてなくなってしまうんですね。 ノルウェーでは、育休が1年もとれるらしいです。 しかも、そのあいだほぼ全額給料ぶんが国からもらえるとか……。 スウェーデンも給料の8~9割が保障されます。 夢のような話ですよね。 え? 北欧は消費税が高いから? いえいえ「払った税金が社会保障になって戻ってくる率」が高いからなんですね。 日本は北欧の半分なんです。 どこに消えているかって? 公共事業なんですよねー。 日本はサミット参加国のぜんぶを合計したよりもたくさんの予算を公共事業につぎこんでいるのです(国・地方)。 もし、公共事業のムダをなくして、ちゃんと社会保障にお金をつかえば、いまの税負担のハンイでもしっかりやっていけます。 私は、こんど都議会に行かせてもらったら、この「パパクォータ制」の促進をやりたいのです いま、会社ごとにオトコの育休取得率を何%にするか計画をだすように法律で求めることができるので、そういう制度を使って、大いに東京で促進していくようにします!!! もちろん、男も女もサービス残業や長時間労働をなくして、子育てに参加できる条件をよくするのはキホンです。 |