【@なイベント】ジョン・ケージ生誕100年を祝って-"音楽"のとなりにあるもの Music and Mushroom
今年生誕100年を迎えた作曲家ジョン・ケージは、キノコ研究家としても知られています。なぜキノコに惹かれるのかを尋ねられた彼は「辞書で音楽(Music)のとなりの単語がキノコ(Mushroom)だったから」と答えたと言います。無音の作品《4分33秒》で知られるように、ケージは(音楽)のあり方を常に問い直しながら、〈音楽〉と〈音楽ではないもの〉の境界線を、軽やかに乗り越えた作曲家です。ケージが初期に作編曲した美しいメロディーやハーモニーをたたえた作品や、ケージからの少なからぬ影響のもと音楽・美術・文学・舞台芸術などの境界を超えて1960年代に立ち上がった国際的な(反)芸術運動・フルクサスに関係したアーティストたちによる作品が、皆さんの心にある(音楽)と〈音楽ではないもの〉の境界線を問い直すきっかけになれば幸いです。日時■2012年10月14日(日)開場13:30/開演14:00会場■ヨコハマ創造都市センター 1Fホール料金■一般2,000円/高校生以下無料(全自由席)※フェリス女学院大学教職員・オープンカレッジ生1,000円、学生無料。~Program~J. ケージ ヴァイオリンと鍵盤楽器のための6つのメロディJohn Cage (1912-92) Six Melodies for Violin and Keyboard1960年代のフルクサスの作品からMusic of Fluxus in 1960's塩見允枝子 フォーリング・イヴェント(三宅榛名+フェリス学生バージョン)Mieko Shiomi (1938-) Falling Event (Haruna Miyake + Ferris student's version)E. アンデルセン 作品16Eric Andersen (1940-) Op. 16E. サティ(J. ケージ編曲) 「ソクラテス」――3部からなる交響劇Erik Satie (1866-1925) arr. by J. Cage Socrate - Drame symphonique en 3 parties--------休憩---------G. リゲティ ポエム・サンフォニック(交響詩)György Ligeti (1923-2006) Poème symphonique出演:橘高昌男(ピアノ)/瀬藤康嗣(メトロノーム指揮)/名倉淑子(ヴァイオリン)/三宅榛名(ピアノ)/フェリス女学院大学音楽学部生 ▼ ジョン・ケージ生誕100年を祝って-"音楽"のとなりにあるもの Music and Mushroom ┗ http://www.yaf.or.jp/ycc/event/2012/09/post-83.php