Piazza 山中敦子

2012/09/19(水)16:33

岩手県住田町有住(ありす)中学校へ!!

大船渡小学校を後にし、一路内陸住田町へ!! 向かう途中、 「復興大船渡 プレハブ横丁」へ ピアニストの榊原さんは以前にも大船渡へ来られていて、この横丁を教えて下さいました。 ゆっくりランチを!といきたいところでしたが、時間が迫ってましたので、 残念ながら車中ランチに。 被災地はこうしてプレハブで頑張って、前進していらっしゃるんです!!! 一時間ほど車を走らせ内陸部へ!! 緑豊かでゆったりとした風景が続きました。 この住田町の有住中学校は直接的に大きな被害は無かったそうですが、 元々ピアノが無かったそうで、 ここから歌声を響かせて大きな被害にあった地域へエールを送りたい という思いで被災地へピアノをとどける会に希望を提出したそうです。 学校自体は被災していないけれど、生徒の中には被災し、避難してきた子もいるそうです。 そこで、私が長年愛用していたピアノを家で眠らせておくだけなら、 どこか被災地でお役に立ててもらえれば! と寄付したピアノが、この有住中学校に寄贈されました。 緑豊かな山々に囲まれた学校は、全校生徒45人という小さな学校です。 学校に着くとすぐに着替え生徒さんが待つ教室へ!! 私の相棒であったアップライトピアノがありました!! 早速コンサート♪ そして「生き方講演会」と書かれているので、 ピアニストの榊原さんのピアニストになるまでのお話、 そしてお役に立つか解りませんが、私もお話をさせて頂きました。 有住中学校のみんなは、先生も「絶滅危惧種」と言う程、 素直でまっすぐで明るい生徒さんばかりで、 コンサートもお話も一生懸命聴いて下さいました。 そして後半は生徒さんが合唱を聴かせてくれました!! 感動的!!! 作り込んだ、やらされている感の全く無い、 心から湧き出るとっても良い表情で、 全身から声を出して歌ってました!!!! 男子も女子も楽しそうに!!! 魂があり、こんなに純粋に心に響く合唱はこれまでに聴いた事ないかも。 「明日と言う日が」 「花は咲く」 「テルーの唄」 と3曲聴かせてもらいましたが、聴いてて思わずこちらも笑顔になる!! そして心から一生懸命歌ってる姿に感動し涙が出そうでした!!! 先生の指導がとってもユニークで子供達も楽しくて仕方ない感じでした!! カリスマ先生ですね!!! 今までピアノが無かったなんて信じられない合唱でした!! ほんの少しだけ合唱にアドヴァイスをして、時間も無くなり会は終了しました。 お礼の言葉と、又全員でエール(本当に応援団みたいに)を送って頂き、 何だか私が元気にさせてもらっちゃいました!! 最後はナントこんな事まで!! 先生と生徒さんでアーチを作ってくださいました。 この笑顔と歌声で是非被災者の方々にエールを送って差し上げて下さい!! それから、私の相棒であったピアノもみんなの家族として大切にしてあげてください!! こんな素敵な中学校にもらってもらえて嬉しい限りです!! 有住中学校を出発しようと車に乗り込んだら、生徒さんが私たちの車を見つけ 満面の笑顔で最後まで手を振って見送ってくれました!!! 直接被害が無かったといえ、大地震を体験し大変な思いをしたみんな。 だけど、皆で被災地を元気付けようと頑張っています!! 有住中学校のみんなの笑顔はきっと東北に力を与える事でしょう!! みんなに会えて本当に幸せでした!!! 大船渡小学校、有住中学校、 2校の公演を終え、子供達の笑顔で胸がいっぱいになりました!!! みんなありがとう!!!! まさかこんなに早くピアノの届け先が決定するとも思っていなかったし、 学校訪問も実現すると思っていなかったけど、 ご縁あってこのような訪問が出来、皆に会えたこと心から感謝します。 チャリティーに協力してくれた大垣の仲間、 加納三栄子さん、加納里奈さん、大塚宏美さん、細井美欧さんありがとう! そしてコンサートに参加してくださった皆様ありがとうございました!! 岩手へ同行頂いた吉川さん、田中さん、榊原さん、ありがとうございました! 被災地へピアノをとどける会の皆様に感謝!! しかし、これで終わったわけではありません!!! 風化させず今後も、出来る事を出来る人が出来る時に!!! 継続して、皆で応援し続けましょう!!! 車は一路陸前高田、気仙沼を目指し出発。 つづく・・・

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