あつこのひとりごと

少し落ち着いてきました。

捜索願いの写真を剥がしてきました。
この写真の上で生きてるゆきを撮れるなんて夢のようです。

オカメの餌は保護してくださったかたが下さいました。

連れて帰ってしばらくは
私にも近づくことなく
落ち着きなくウロウロしていましたが
夕方になって甘えてきてくれるようになりました。

抱きしめたい気持ちでいっぱいですが
ゆっくりでいいから私との生活を思いだしてくれればもう充分です。

ゆきは怪我ひとつなく、健康で、おびえることもなく、
保護してくださったかたのお宅のいい香りがゆきに移っていて
本当に大切にしていただいていたのが伝わってきます。

朝の忙しいなか、一羽の小鳥のために時間を裂いて助けてくださったこと、
本当にいいかたに救っていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。

ゆきとは24時間一緒に過ごしていたので
たった二日ですが長く長く感じました。

広すぎる空に途方に暮れました。

夕暮れのスズメの集団があまりにも器用に飛ぶので
ゆきが自然界で生きていくのは不可能だと悟りました。

ペアにしておけば
呼び鳴きで戻ってくることもあるので
ゆきにも相手を見つけてあげていればよかったと後悔しました。

マンションのアンテナにとまってた鳥をゆきと思い込んで
屋上へのガラスのドアをぶち割ろうとしました。


ゆきが我が家に来てまだ半年ですが
この半年で私は７キロ太りました。
太ったことは困りものですが
虚弱体質がすっかり改善されていたことにも気づきました。

この二日間、アレルギーが酷くでて苦しかったです。

こんな小さな生き物ですが
ゆきは私にとって
本当に可愛くてたまらない大切な宝物だと
あらためて感じました。

心配してくださったみなさま
ありがとうございました。