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「五郎丸がFB(フルバック)やっているようじゃ日本代表は駄目だ」
当初、エディー・ジョーンズ率いるラグビー日本代表に対する正直な印象でした。 走れない タックルしない ダーティー それが五郎丸選手に抱き続けていた私のイメージです。 それらの印象とイメージが払拭されたのは、世界中が歓喜に沸いた南アフリカ戦ではありません。 それは、次のスコットランド戦において、前半終了間際のトライを防いだタックル(映像「THE Greatest Try-saving tackle ever」) エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)のインタビューを引用します。 「4年前、五郎丸にはタックルをできないという定評がありました。それが、どうです。スコットランド戦の前半最後のタックルを見ましたか? 最高のタックルでした。まさにあの瞬間が、五郎丸という選手、一人の人間が成長した瞬間です。あの一つのプレーを見ただけでも、彼がどれだけ誇りをもってジャパンでプレーしているかを示してくれました」 その後の五郎丸選手のプレーや発言を観る度に思い浮かぶ言葉が「感謝と謙虚の逆説」(田坂広志公式サイト『未来からの風より』より) 挫折と逆境の中で彼が掴んだ姿勢が「感謝と謙虚」 その姿勢がそのまま成長の技法となり、結果として、 強さに基づく深い感謝、そして自信の証としての真の謙虚さに繋がった。 そう思えてなりません。 先週、八幡浜の明屋書店で見つけたのがこのDVDブック 南アフリカ戦の詳細な分析と共に、現地の解説音声による映像が収録されたDVDが付いています。 内容は、ラグビーを体験として捉えているエキスパート向きです。 至って冷静な分析によって、あの試合は奇跡ではなかったことを証明しています。 前述の田坂広志先生に昨年お会いした際に、私がラグビー経験者であることを説明後に質問させて頂いたのが 「スポーツを観戦することによって、いかにビジネスでの成長に繋げるか?」 ご回答は頂きましたが、実は、そう簡単な話ではありません。 また文章だけでは誤解を生む可能性もありますので割愛します。 但し、ラグビーを10年間プレーしてきた私ならできるはず。 そう思いを定めて、改めて「奇跡」と向き合っていきます。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】ラグビー日本代表9・19奇跡の南アフリカ戦 [ ベースボール・マガジン社 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 11, 2016 03:37:22 AM
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