2006/09/05(火)06:46
換気方式!
8月2日
昨日、妻が病院に戻ってから、直ぐ検査でCTを撮ったのですが
その後に先生からお話があり
「もう退院しても大丈夫だから、今週中で退院したい日を選んでおいてね。」って…
じゃあ、一昨日で退院でも良かったんじゃないっすか、先生!?
「まあ、もう一日様子を見てから退院しようか?」
ということで、明日8月3日に退院することにしました。
ですので、今日は病院には行かなかったのですが、現場には行きましたよ。
仕事を終えてから18:00頃、現場に到着。
3階は、居室の石膏ボードが張り終わったようです。
後はウォークインクローゼットと吹き抜けの部分を残すのみ。
↓ 3階居室の様子
階段の取り付け工事は、2階から3階へ上がる部分から始まるようです。
3階へは、階段が出来るまで暫くは上がれなくなりそうです。
ですので、いつもより入念に写真を沢山撮っておきました。
トイレに24時間換気用の排気ファンが取り付けられていました。
↓ 排気ファン
現在は、建築基準法の改正で2003年7月1日以降に着工する住宅は
「シックハウス症候群」対策のために、化学物質の発散量の少ない建材を使うこと
換気によって室内の化学物質の濃度を低減させることが決められたそうです。
そのため、原則全ての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられたようです。
具体的には、住宅の場合であれば換気回数0.5回/h以上の
機械換気設備の設置が必要となるそうです。
ここで言う換気回数とは、1時間に何回外気と入れ替わるかを表すもので
0.5回/hは1時間に0.5回となるそうです。
また、入れ替わる空気の量は換気量(m3/h)と表すそうです。
そして換気の形態には次の4種類があるようです。
第一種換気
交換型換気システムや給気と排気のための換気機械を組み合わせ
同時給排を行う換気方法で、給排気量を確実に確保するには適しているようです。
両者とも送風機と排風機を併用する方法で
吸気量と排気量の調整で、室内の気圧を外気圧に対して正圧に
あるいは負圧に保つことが出来るなどの利点があるそうです。
しかし、ダクト設計や施工がやや難しくなり
この設備にかかるイニシャルコストは当然高くなるようです。
第二種換気
給気を機械ファンによって強制で行い
排気は排気口から自然に送り出す換気方法です。
この方法ですと室内の気圧は正圧になるそうです。
この方法を断熱した住宅に用いると、室内を加圧した時
湿った空気が壁体内に流入して内部結露を起こし
躯体の耐久性が低下するため一般住宅では採用されないようです。
第三種換気
排気を機械ファンによって強制で行い
給気は給気口から圧力差で自然に取り入れる換気方法です。
室内の空気は外気に対して負圧になり
出入り口のドアを開けた時も室内空気が流出しない特長があるようです。
また、システムが簡便になるので、設備費・動力費が比較的安価で済むそうです。
第四種換気
パッシブ換気とも言うそうですが
給気と排気を自然動力(内外差圧、風圧)で行う自然換気の方法です。
これは、給気と排気の位置を明確にし、住宅内に明確な換気経路をつくって
計画的に自然換気を行うそうです。
現在、採用されている住宅の換気システムは
第一種換気と第三種換気が殆どだそうです。
富士住建の場合は、給排気ともに機械で強制的に行う第一種換気になるそうです。
そして、我が家に取り付けられた給排気ファンは、給気が27(m3/h)
排気がトイレ・洗面所が36(m3/h)、階段が50(m3/h)となっています。
1階は居室に給気2、トイレと洗面・脱衣所に排気2
2階は居室に給気2、トイレ・洗面所と階段に排気2
3階は居室に給気2、階段に排気1
のファンが設置されています。
(参考HP)
本気で家を建てる人のホームページ
アトム建築環境工学研究所
株式会社オールアバウト
また、第一種と第三種の換気方式について、さらに詳しく知りたい方は
こちらをぜひ参考にしてみてください。
(参考HP)
住まいの水先案内人『換気』
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