FUN HOUSE

2007/03/08(木)17:13

KAPAMILYA invades JAPAN report!~その2

ライブ鑑賞記(49)

まず、トップ・バッターはPANKY TRINIDAD。 いきなり出だしの曲がQueenの"We will rock you"! 小太りで、ちょっと妖しい感じのする女性ですが 歌はパンチのある声で迫力があります。 外見と声の印象で、何となくイギリスのデュオ『Yazoo』のメンバーだった ALISON MOYETを思い出しちゃった。 年は20歳で、ホーム・タウンはフィリピンのセブ。 両親は離婚しているそうですが 父親は元俳優、モデルだそうです。 自分でも作曲するそうで、なかなかの実力派だと思いました。 続いてCHAD PERALTA。 名前からすると、インド人と血が入っているのでしょうか? 髪を短く刈り、彫の深い顔で、正統派美少年といった感じです。 女性にもかなり人気があるようで、女性からの声援が多かったのですが ウチの妻には「この人は生意気そうでイヤ。」と不評でした。 年齢は21歳で、ホーム・タウンはオーストラリアのシドニーだそうです! しかもオーストラリアでITコンサルタントをしていて 1度、シンガーを目指して挑戦したそうですが失敗した後 またオーストラリアに戻ってからの再挑戦みたいです。 結構、努力家なんですなぁ。 そしてROSITA BARENG。 写真をご覧になるとお分かりかと思いますが この娘が出演者の中で一番 いかにもフィリピン人といった容姿をしていました。幼く見えたのですが、何と25歳と一番最年長だそうです! しかも彼女はドバイでヘルパーの仕事をしていたらしい。 彼女は12人兄弟の8番目で、兄弟の内2人は事故で亡くなり 彼女が家族の生活を支えるために海外で働いていたようです。 で、彼女の雇い主が、彼女の夢を応援すべく オーディションを受けさせてくれたみたいです。 ん~、感動的! フィリピンの貧困層にありがちな話ですけど 彼女はアメリカン・ドリームならぬ フィリピン・ドリームを手に入れようとしているんですね。 さらに裏情報によると 日本へタレントとして来日する予定もあったそうな。 ビザの許可がなかなか下りずに、結局断念してオーディションを受けたらしく 違う形にはなったけど、こうして来日することが出来たというのは 何か因縁めいていますね。 彼女がもしタレントとして日本へ来ていたら また違う人生になっていたかもしれませんよねぇ。 そしてRONNIE LIANG。 背が高くて、マッチョ・マンだけど、顔がベビー・フェイスで 見た感じ、何となくヤンチャ小僧のような雰囲気がありました。 見た印象通り、彼は21歳で フィリピンのパンパンガで駆け出しのモデルをしていたようです。 彼もまた、シンガーになるためにコンテストへ出たけど失敗したみたい。 声は良いけど、歌唱力はまだイマイチという評価をされているようです。 彼もなかなか女性には人気があるようで 3人の男性の中では一番声援が大きかったような。 私達の隣に居た友人の奥様は コンサート開始直後から終始、興奮気味で ステージ上の出演者がこちらへ近づいてくると、立ち上がって 「こっちへ来なさい!」という感じで手招きをしていました。 その様子を見て妻とにこやかに笑い合っていたのですが ウチの妻もこの日は珍しくノリノリで ステージ前に座っている観客のバクラ(オカマ)や女性陣が 出演者と抱き合ったり、一緒に写真を撮ったりしている様子を見て 友人の奥様に 「手を振って呼ぶだけじゃ駄目よ!」と言ったと思ったら 想定外の行動に出てビックリ! 何と、並み居る友人の奥様達を差し置いて 率先してステージにいるRONNIE LIANGの許まで行き 握手しているじゃありませんか! しかも席に戻ってくるなり 「手、柔らかかったぁ!」とウットリしてる。。。orzあなた、意外とミーハーだったのね。 私と友人の目が合って 妻達の予想外な行動に、お互い思わず苦笑い。 しかしウチの妻の、この行動が 友人の奥様達の心に火を点ける結果となり その後はステージへ駆け寄っては 握手やキスしたり、写真を一緒に撮ったりといった フィリピンのコンサートでよく見かける光景が繰り広げられたのでした。 でもドンドン過熱しすぎて ステージ前に駆け寄る観客が多くなってしまったため フィリピンのコンサートでは珍しく、警備員が配置されてしまい とうとうステージ前には潜入が難しくなっちゃいました。 これには観客からも不満の声が上がっていましたが ここは日本ですので、その辺は多少なりとも我慢をしてもらわないと...ね。 そうでなくても、フィリピン人を対象とした、このようなイベントは 会場を貸す側には評判が悪いようで 1度貸してもらった場所をまた借りるというのが 困難になってしまうようです。 その理由は…フィリピンの事情を知っている方には よく分かっていただけるかもしれませんが やはりマナーの悪さにあるようです。 これは何とかしていただきたいものですねぇ。 ************ ここまで読んでいただき、ありがとうございます。m(_ _)m 面白いと思っていただけましたら、応援よろしくお願いします!  ↓↓ 人気blogランキングへ  

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