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2021/04/14(水)10:30

法の雨 [ 下村敦史 ]/成年後見人って…衝撃の小説

本 さ行(201)

だいたいが内容があって面白い作家さん。 無罪判決をどんどん出す裁判官、暴力団の組長が看護士に殺害された という事件、その裁判官にあたってしまい被告人を 無罪を言い渡された検事が主人公。 無罪を言い渡す裁判官が脳梗塞で倒れて、認知症に。 その孫が頑張って医大に合格。 医大に入学する資金は その裁判官を当てにしていたのだが…。 なんと、認知症になり、その財産を使おうとすると後見人にならねばならなくて その後見人って当然、親族がなるものだと思っていたら 裁判所が決めることで、親族が後見人になれるのは25%ぐらいとのこと。 弁護士を指定されてしまうとのこと。 そして、その財産は親族が自由に使うことはできず というかほぼ使えない。 財産が減ると弁護士の取り分が減るとか、…。 何?この成年後見人の制度?驚きました。 弁護士がやたら儲かるという…。 全く知らなかった。知ってよかったです。 物語は、どんどんとおもしろくなり なかなかのどんでん返しもあり 面白かったと思いました。 読んでよかった です 法の雨 (文芸書) [ 下村敦史 ]楽天で購入

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