転職活動での面接の事前準備
パソコンのHDが、いつのまにか4分の1しか空きがなくなってしまったので、いろいろファイルを確認しながら整理していたら、2年近く前に転職の面接の前に準備していた文章がでてきました。 今読むと、当時は必死だったんだなと思います。新卒の時は、なにも準備せずに面接に言ってましたから。異業種への転職だったのでかなり強引に会計事務所の仕事に結び付けています。 最終面接の前に作ったのですが、実際の面接でほとんど関係ないような話だったきがします。でも、準備しておくことで気持ちにゆとりができてよかったのかなと思います。 少し、恥ずかしい内容も含まれていますが、記念にアップしておきます。・志望動機は何ですか?(やりたい仕事) 現在、住宅の営業の仕事をしていますが、住宅という一つの商品にとらわれずに、幅広くお客様のために役立てる税理士の仕事をやりたいと思い志望しました。 中でも、御社を志望しましたのは、税務会計だけでなく様々なコンサルティング業務にも力を入れられているところに魅力を感じたからです。未経験の仕事ですが、私が、住宅の営業の中で身に付けた、顧客対応力や問題解決能力を、御社の業務に役立て早く顧問先を任せてもらえるようになりたいと思います。・転職の理由は何ですか? 現在、住宅の営業の仕事をしていますが、住宅という一つの商品にとらわれずに、幅広くお客様のために役立てる仕事をやりたいと思ったのが転職のきっかけです。 住宅の営業の仕事は、お客様と親密なお付き合いができるという点はやりがいのある仕事でした。けれども、建物が実際、完成し引渡しを終えると仕事としては終わりますので、それまでと比較するとお客様との関係が薄くなってしまいがちな所がありました。 私には、仕事を通じて一度関係したお客様に関わり続けたいという思いと、常に新しい知識を身に付けそれを仕事に役立てていきたいという思いがありました。AFPの資格や簿記の資格の勉強をしたのも、そのためです。税理士の仕事はスポット的な短期の仕事ではなく、長期にわたってお客様と関係を持つことができる仕事だと思ったので転職を決意しました。・前職の仕事内容と実績は?(入社した後に何ができるか?) 入社後、7年間、住宅の販売の仕事をしてきました。住宅の営業は、お客様の質問も住宅以外の税金や法律など多岐にわたりしっかりとした回答をしなければ信頼を得ることが出来ないので、そのためにAFPや簿記の資格を勉強しお客様の良い相談相手足りえるように仕事に取り組んできました。実績としましては、入社1,2年目は100人の同期入社の中でベスト10の成績を残すことが出来ました。トータルでも、○○支店約35名の営業担当者の中で、10位前後の成績でした。・自己PRをお願いします。(仕事を通じて身に付けたこと) 私は、今まで7年間住宅の営業の仕事に携わってきました。住宅の営業の仕事は、一般の人が買う物で最も大きな買い物の一つですから、単に住宅だけの知識だけではなく、金融や税金や法規、生命保険など様々な知識が要求される仕事です。 私は、こういった問題に対応する能力を高めるために、AFPの資格や簿記の資格を取得し、常に顧客の問題と思っていることを理解し、解決するための能力を磨いてきました。 具体的には、以前、飲食店を経営されているお客様がいたんですが、開業してから3期連続赤字ということで通常でしたら、銀行の住宅ローンの融資を受けることはまず難しいのですが、決算報告書を見させてもらい、赤字の理由が、3年前に行った店舗の改装費用の償却と、店の営業権を買い取った時の借入があることが原因で、その借入はその年で終わりで、来期以降は黒字になることが確実だったので、銀行にそのデータをもとに交渉を行い毎月ごとの現金収支も黒字だったので、最終的にはローンの実行をしてもらうことができ、今でも、お客様のお父さんに「あんたのおかげで家が建つよ」といって喜んでくれたことが忘れられません このように、住宅の営業を通じて身に付けた問題を理解し解決するための能力は、きっと、御社の業務にも役立てることが出来るかと思います。・あなたはどんな性格ですか?(長所短所・この仕事に向いているかどうか?) 着実にこつこつと努力するタイプの人間です。仕事においては、事前の準備というのを非常に大事にしてきました。想定の商談時間が2時間だとすれば、それと同じ2時間は事前の準備に当ててきました。それにより、お客様の前でも落ち着いた話ができ、知識も早く身に付けることができたように思います。・どんな税理士になりたいですか? プロフェッショナルとして顧客に絶対の信頼を置かれている、かといって先生風でもない経営者の横で一緒にいろいろな問題に取り組める良きパートナーとして長く一緒に成長していけるような税理士になりたい。また、サービス業でもあるので、最新の情報やツールを積極的に検討し顧客の役に立てるような税理士になりたい。・給与の希望額は? 未経験の仕事で、一からのスタートだと思っています。最低限の給与からでかまいません。もっといえば、最初はアルバイトとしてでいいと思っています。・当社に入社したらどんな仕事がしたいですか? 未経験の仕事ですので、早く顧問先を任せてもらえるようになりたいと思います。その上で、イベントの企画や、インターネットを利用した集客・顧客化のシステム作りなどの仕事も出来ればと思います。(FAX同胞サービス・アンケート調査・調査報告)・何か質問がありますか? (1)異業種からの転職の方はどのぐらいいらっしゃいますか。また、その場合、最初はどのようにして、仕事を身に付けられていますか? (2)私はインターネットを使った集客や顧客化の仕組み作りもできればと考えているのですが、恩赦は会計事務所の中ではかなりホームページを使った告知を行っているように思われるのですが、作るきっかけ(たとえば誰が、いつ)や、今後の考えられている展開等がありましたら差し支えない範囲で教えてください。・特技は何ですか? パソコンは得意です。仕事でもエクセルを使い顧客管理を行ったり、プレゼンテーションの資料を規格化し時間の短縮を図ることなどに利用してきました。 また、プライベートでも学生時代の旅行についてのホームページを作成したりしています。 ・経験がありませんが? 確かに、税務に関しての経験はありません。しかし、会計事務所の日々の顧問先への定期訪問の中では、税務の問題だけでなく、経営に関することや、プライベートに関することまで幅広く対応する必要があると聞いております。私が、住宅の営業の中で身に付けた、顧客対応力や問題解決能力は、きっと御社の業務にも役立てることができると思います。・仕事での失敗はありますか? 私の説明不足から、建物の仕様がカタログに説明されているものと、お客様に使われているものが違うことをお客様に指摘され、ものすごく起こられた経験があります。工事中でしたので工事が1ヶ月ぐらいストップし大変な状態でした。どんな失敗でもそうですが、まずお客様と直接会って間違った点をお詫びして、その後の報告をしっかり行っていくことが重要だと思っています。・最近の気になるニュースは? 民主党と自由党の合併に非常に興味を持っています。総選挙が秋ぐらいとのことですので、今度こそ、自民党と有意義な政策論議が行われて有権者が選択できるような政治になればと思います。・他に受けている会社はありますか? 現在、他に履歴書を送った税理士事務所が2社ありますが、コンサルティング業務に力を入れられている御社は、私の将来のビジョンに最も合致しておりますので、第1希望です。・今の仕事の方が向いているようですが? 確かに、今の仕事もやりがいのある仕事だとは思います。けれど、私は住宅という商品を通じてだけではなく、より広く自分の知識を役立てながらお客様とお付き合いのできる仕事にチャレンジしたいと思っています。