貯蓄と保険?
今週末は本にはまっています。 1冊目は『生命保険のカラクリ』。 ネット生保を設立した著者の本です。保険にまつわる定説かのように語られているのが掛け捨てはもったいないということですが、この本にも書かれていますが、それが全くのウソであることがわかります。 生命保険の営業マンは、貯蓄と保険とを一緒にできるということで終身保険を勧めてきますが、終身保険では、貯蓄と保険とを一緒にすることはできません。 できるのは、貯蓄か保険です。 というのは、終身保険は掛けている間は、積立金がたまっていきますが、その積立金は解約すれば戻ってきますが、死亡して生命保険がおりた場合には戻ってくることはありません。 つまり、死亡したときの保険金か、解約したときの解約金かを選択できるだけであって、営業マンのいうように貯蓄も保険もできるわけではないのです。 貯蓄も保険もする方法があります。 それは、定期保険に加入して一定期間の保険を買い、安くなった保険料(定期保険は終身保険に比べて激安です。)分の積み立てを債権などで積み立てすることです。 詳しく計算するとこちらの方が有利なのがわかります。 そうすれば、死んだときには保険金がもらえ、かつ積立金も残っているという、貯蓄も保険もということが成り立ちます。 生命保険のカラクリ