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カテゴリ:会計事務所の仕事
今日は久しぶりに仕事の話。
税理士事務所の仕事の中で、税務上判断に困るようなことがあったとして、条 文や通達を確認したり、質疑応答事例を見たり、判例がないかなど今はインター ネットでこれらほとんどができます。 そういった意味では昔に比べれば、知識を身につけるのはしやすくなったんだ ろうなと思います。(インターネットの検索エンジンを使いこなせないのは、辞 書を引けずに英語を学ぶような感じでしょうか) ただ、少し疑問に思うのが、税務上の疑問点を、税務署になんでもかんでも確 認することです。 税務署といえども公務員の集団です。税理士事務所が判断に迷うようなことを 質問されても、税務署としては、法的に中立な解答などできないんではないか と・・。 下手に納税者に有利な回答をして、税務調査で問題になったりする心配を考え れば微妙な案件ほど慎重な解答になるんのが当然だと思うんですね。 そのへんのことをわかりつつ税務署に参考程度に聞くというのはいいと思うん ですが、それを税務署はこう言っていたといって、お客さんにまで説明していて は、責任逃れなだけで税理士事務所の存在価値をなくすことになるんじゃないか と思います。 以前、青色専従者が別に仕事をしていたら青色専従者じゃなくなるとかいう回 答が税務署から帰ってきてこともありました。それをもしそのままお客さんに回 答していたら・・・。 早く自分の判断で責任も取れるようにならないといけないなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.30 23:12:34
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