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カテゴリ:オーディオビジュアル
皆さん、今日も猛暑の中、おつかれさまでした。
夏といえば、灼熱の砂漠にたたずむ男、そうこの男、 そうです。今日はソニーロリンズの「WayOutWest」について書いてみたいと思います。(※リンクは通常CD版です。SACD,XRCD,XRCD24版はどこかの店舗さんが扱われたらリンクしますです。) ソニーロリンズの名盤といえば「サキコロ」とこの「ウェスト」 中でも「ウェスト」はシカゴの生活で「お薬」から立ち直ったロリンズが復帰した最初の作で、かつ豪華メンバーとたった1日でレコーディングした名盤中の名盤です。 今夜はちょっとだけマルチチャネルの話は離れてこの名盤「ウェスト」の録音の違いについてコメントします。 ・SACD版 ・XRCD24版 ・XRCD版 ・CD版 ほかにもDVD-A版がありますが、酔狂な私でもさすがに残念ながら所有していません。 さて、まずは通常版のCDから聞いていきます。通常の「コンパクトディスク」って感じの何の変哲も無いパッケージです。これも何度かリマスタはされているはずなんですが今となってはハイファイとは言いがたい音です。スカスカしていてまともに聞き入る気にはなれません。(エンジニアの方ごめんなさい。)これはエヴァンスなどの通常版にもいえることです。 でもって、XRCD版にレポートうつります。これは紙ジャケを意識して作られたパッケージからして期待させられます。中の保護カバーからそろりと取り出し、SCD-XA777ESのスタートボタンを押して1曲目の「I'M AN OLD COWHAND(俺は老カウボーイ)」があの独特のリズム感で始まると「うぉ、、、これCD?」っと一瞬うなってしまう音質です。 基本的にロリンズのテナーが左に定位してリズムセクションが真ん中から右手の定位ですが、これは通常版と違って定位が目に見えるようです。 マスターはヒスノイズとドロップだらけなんですが静寂を感じます。 さてさて、はい次はXRCD24版にうつります。これは日本製の癖に洋モノっぽい光沢厚紙のジャケットに金文字で誇らしげにXRCD24と刻印されており期待度も甚だしいです。同じく777ESのスタートを押して更にびっくり、「げげげげげげげげげ」です。XRCDでものけぞれるレベルですがこいつは更に凄まじい録音です。 具体的に言うとロリンズのテナーの微妙な指の振るえ(ビブラートという落ちではなく・・・)が聞こえます。さらにテナーを左右に振って演奏している様子が明らかに聞こえます。リズムセクションの音もいっそう鮮明さがまし切れています。うーんとうなりながら2曲目の「SOLITUDE(ソリチュード) 」まで一気に聞いてしまいました。 うちの視聴環境は約2カイザー(210cm)の距離の正三角形なのですが、ある意味、目を瞑ってしまうと生演奏にしか聞こえません。 惜しむまもなく、SACD版へ・・・これは通常のプラスティックケースに入っておりやはり何の変哲も無い感じです。さて、再生はどうでしょう。「・・・んーーー。」ハッキリ言ってXRCD24の方が3倍いいです。XRCD24番は通常の3倍の性能を表現する為にケースを赤く塗ったほうがいいかもしれません。DSDの良さがあまり感じられない、これはリマスタリングエンジニアのせいなのか私の耳が腐っているのか。(メーカーさんごめんなさい。) ということで極めて私的な格付けは 横綱=XRCD24 大関=XRCD 小結=SACD 序二段=通常CD でした。 これを聞かせてくれたメンバーを紹介です。 ・プレーヤー ソニー SCD-XA777ES >>>昨日まで楽天に在庫あったのに売り切れでした・・・・ ・アンプ ソニー TA-FA777ES >>>販売収束 ・スピーカー B&W703 ・電源ケーブル アンプ側AT-PC3000 777ES側H.H3.5 ・RCAケーブル オルトフォン リファレンス6NX 最後に対になる名盤「サキコロ」もどういうものか紹介しておきます。 では。みなさん良い夜お。 下は寝室用にあいようしているNHTのSB1です。 白い家具にベストマッチで、なんでこの製品こんなに仕上げがいいのよお。 おともハリがあって小型ブックシェルフではBEST! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/02 10:48:10 PM
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