2006ニュイ・サン・ジョルジュ・1erクリュ・レ・ロンシエール ジャン・グリヴォ
垂直テイスティング第4弾。2006NSGPCロンシエールジャン・グリヴォです。今まで比較的短期間で、200220032004と飲んできての、今日の2006です。まずは06の印象を。陰性で硬派な印象です。果実味、酸、タンニン、アルコールのバランスはまずまずで、ブルピノらしいVtと思います。複雑さも感じられて、良質なワインだと思われます。このワインに関して言えば、抜栓直後はやや還元的で、開くまでに少し時間が必要です。-06と02、03、04を比較してみます。果実味は02≒03>06>>>04酸度は02≒06≒04>>>03タンニン03>>>02≒04≒06複雑味02>06≒04>03総合評価02>>06>03>0402は良年という事で、やはり大変素晴らしいと思います。果実味にも富み、複雑さも兼ね備える。完璧に近いVtです。ついで06を推します。果実味にやや欠けますし、華やかさが足りませんが、『ブルピノらしい』ワインです。03は新世界的04はLadybird-垂直試飲もあと残り1本。2007を残すのみです。少し先になりそうでが、もっとも楽しみな1本です。(以前、グリヴォの07が大当たり)---今日紹介のワインは『ヤフオク』で入手です。非常に状態も良く、コルクの刻印からも、本物と判断しました。良い買い物をさせて頂きました。そんな良い思いをしながらも、ヤフオクはしばらく落札してません。偽物問題が有るからです。明らかな偽物をボクが見つけ、その事実を出品者にメールし、一度は出品取り止めしたのに、しばらく後に、偽物である事を知った上で、再出品していました。『osakemarket』という出品者です。(かなり大手のヤフオクストアーです)偽物と知った上で出品する輩は、劣化と分かっていても、出品するでしょうね。『それを隠して』だから、ヤフオクを利用するなら、偽物、劣化のリスクを考慮して、『安く』入手が基本ですよ!ちなみに、昨日見た偽物は、2012エシェゾーVVモンジャール・ミュニュレ100%偽物です。初めて知った方は、ボクのブログを遡ってください。散々理由を書きましたので。(昨年の11~12月頃)ヤフオクは怖いですよ。どうか、気を付けて下さい。