2016/09/14(水)08:01
Documentary of SWE #38 ~テイスティング対策・シニア編~
某ソムリエ協会の偉い人の
名前が冠してあるスクールの
テイスティング講座を受けました。
単発で申し込めて、入会金も不要。
なんて良心的でしょう。
そんなスクールの、
今回はシニア呼称用の講座でした。
難易度を上げてますとの事。
ワインに関しては12コマ
受講予定で、その最初の一つ。
『慣れる』事を重視して、
最初の一コマを受講しました。
こんな雰囲気です。
テイスティングアイテムは6種。
本番に近い形でやれるのが、
とてもいいと思います。
まずは白2種↓
右がやや薄目でしょうか。
左1:香りをかいだ瞬間、
フランス・シャルドネの印象。
ところが、飲んでみたらリースリング。
この辺、ボクは未だに苦手です。
リースリング・アルザスと解答。
左2:香りは、あまり感じず。
透明系だしミュスカデ?
と思いましたが、
飲んだ見たら、以外にも
ソーヴィニヨン・ブランで、
なおかつボルドー。
これは、自信あり。
でも、樽香のある白は、
シャルドネが鉄則。
SB・ボルドーは試験に出るのか?
まあ、シニアならなんでもあり。
SB・ボルドーと選択。
次は赤3種↓
左1赤:熟成感のある外観。
ややオレンジがかっています。
香りは樽を感じて、
しっかりしていて、
飲んでも実にボク好みの
カリフォルニアのカベルネ
あるいはメルローと判断。
以前良く飲んだケンダルジャクソンの
グランリゼルバシリーズにそっくり。
ただ、後述する左3赤もカベルネと
考えたので、左1赤はメルローに
カリフォルニア・メルローと解答。
左2赤:非常に濃厚で若いワイン。
特徴のあるスパイス感から、
フランスのシラーを選択。
サンジョゼフ辺りが思い浮かびました。
これはさほど迷わず。
シラー・ローヌ
左3赤:これも非常に樽を感じる
濃厚なワインで、
このワインもカリフォルニアの
カベルネと思いました。
新世界感が強かったんです。
カリフォルニア2個あるのは
変なので、チリとかも考えましたが、
変える勇気も無く、そのままで。
という事でボクの解答をまとめると、
1リースリング・アルザス
2ソーヴィニヨンブラン・ボルドー
3メルロー・カリフォルニア
4シラー・ローヌ
5カベルネ・カリフォルニア
でした。
で、正解はどうだったか?
↓
↓
↓
1リースリング・アルザス
2ソーヴィニヨンブラン・ボルドー
3メルロー・塩尻
4バルベーラ・ピエモンテ
5タナ・マディラン
赤全滅…orz
一番ビックリしたのは、
3:メルロー・塩尻です。
日本の赤ワインで、
初めて美味いと思いました。
2010塩尻メルロ
・ジャパンプレミアム
サントリー
今まで散々、日本ワインを酷評して、
不味いワイン=日本にしようと
思っていましたが、
どうやら、その考えは改める必要が
出て来ました。
試験が終わったら、
日本ワインの旅に出ることで、
贖罪とさせていただきます。
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当たった、外れただけでは意味が無く、
自分の答えを再度見返してみると、
テイスティングコメントの『ズレ』
が気になりました。
自分が感じたことが、
スクールの講師の方とはズレてる。
特に白ワインの濃淡、強弱が、
ちょっとズレてる。
ボクは強め、濃いめを選択しがちで、
白はもっと淡く、弱くとらえた方が
良いかもしれないと思いました。
『標準化』なんだと思います。
自分の感覚をソムリエ協会側に
寄せていく。
標準化が出来なければ、
その人のコメントは、
ただの『ひとりよがり』です。
この先受講する中で、
その辺を意識していきます。
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今回の講座が実際の試験だったら?
テイスティングコメントさえ
頑張れれば2次通過間違いなし。
ボクの課題が見えてきました。
やはりテイスティングコメントです。
如何に標準化できるか?
講座一つ一つに集中します。
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ちなみにその他酒類は
マデイラでさほど苦も無く正解。
ただし、マデイラはもう出ません。
近い所で出てしまったので。
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折角なんでぶっちゃけますけど、
ワインスクール1コマ90分
ブラインド6アイテム+解説で、
お値段は6480円也。
お得だと思います。
6アイテム揃えると値段は
2万4千円程。
全部飲むのにボクなら2週間。
そう考えると実にありがたい。
そのスクールでは、
1次対策も有ったらしい。
今から思えば、受講するべきでした。
いつも独学していたボク的には、
非常にいい刺激になっています。