2016/10/17(月)08:09
Documentary of SWE #62 ~シニア3次対策『日本ワインとインバウンド』~
シニアワインエキスパート(SWE)の
試験対策をブログネタにするという
シリーズものの、第62回です。
前回のブログでは、
『TPPとワイン』を書きました。
今回は、『日本ワイン』が、
TPPの波を乗り越えて、
国際競争力をどうつけていくのか?
『日本ワインの展望』を
書いていきたいと思います。
-
『”日本ワイン”の展望を書きなさい』
日本ワインはワイン生産国の中で、
『最後進国』と言っても過言ではない。
ワイン法が整備されていない。
そのせいで、国際的にワインとは
到底認められない代物が、
ワインとしてまかり通っている。
国民一人当たりのワイン消費量も、
フランスの1/20程度。
そして、TPPが迫っている。
TPPとは関税の撤廃である。
関税により自国の産業を守ってきたが、
TPPが発行されれば、
日本ワインは国際競争の波に晒される。
競争力を持たない零細な農家には、
厳しい制度かもしれない。
日本ワインは苦境にあるのか?
私はそうは思はない。
日本ワイン全体として、TPPは
良い転換点となるのではないか?
まず、国際的水準のワイン法が
制定されるきっかけになる。
TPPとは関税の撤廃であるが、
また同時に、『国際化』でもある。
ものが自由に行きかう制度の中で、
ワイン法の制定は、
必要最低限の準備である。
もう一つ理由があって、
TPPとは『競争の推奨』でもある。
国際競争力がないから、
関税で守ってきたわけだから、
その関税の撤廃は、
自国産業を戦場に送り出す事である。
戦場においては、今まで以上に
シビアーな競争が予想される。
外国産ワインに対抗するには、
日本ワインの質の向上以外に
選択肢は無い。
質の向上にワイン法は特効薬である。
何故なら、
『マガイモノ』
が消え去るから。
ホンモノのワイン造りだけが、
生き残るだろう。
-
TPPの波を乗り越えるだけではなく、
日本ワイン生き残りのために、
国際市場にうって出る必要が有る。
その大きなチャンスが、
2020年東京五輪を頂点とした、
『インバウンド』の増加である。
今後増える外国人観光客が、
日本にやってきた時に、
わざわざフランスワインを
飲みたがるだろうか?
日本酒、焼酎、日本ワインの
プロモーションする最大の好機が、
もう間もなくやってくる。
この好機に、100%国産ブドウのみで
醸したワインを、明確に、わかり易く、
外国人観光客に提示し、
マガイモノの排斥という荒療治が
日本ワイン業界が出来るか?
日本ワイン成功の分岐点である。
-
-
-
お読みいただければわかるでしょうが、
自分の言葉では書けていません。
色々な所から引っ張って、
つぎ足しつぎ足しで書き上げたので、
文章からの力が感じませんね…orz
でも良いんです。
それでも書かないと始まらない。
『小論文』という事で、
そのうち、ワインとは無関係な、
自分の言葉で書いたものを
上げようと思います。
パンチのある、炎上必至な(?)
ブログに仕立て上げます(笑)