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カテゴリ:日本酒
J.S.A Sake Diplomaの
試験対策をブログネタにするという シリーズものの第25回目となります。 二次論述に関して、 基本的な内容が問われると 予想しています。 ですが、もし難しい内容 =教本外の内容を問われるなら、 『山形』じゃないかと予想します。 その根拠の一つは 『ヴィノテーク』です。 この雑誌はソムリエ協会の田崎会長が 発行人に名を連ねる雑誌です。 その2017年1月号で 『GI山形』が特集されてます。 主要産地に関する設問なら、 初年度ですので『兵庫』もあり得ます。 ・山田錦 ・日本一の生産量 ・主要生産地『灘』 ・灘の宮水 ・生酛造り ・寒造り ・丹波杜氏 日本酒文化の中心と言えます。 一方で山形は『今、熱い』地域です。 2016年に『GI山形』指定。 協会としても後押ししたいはずです。 試験として『兵庫』なら想定範囲内、 『山形』ならやや難問、 『GI山形』となると超難問 と考えました。 という事で今回は、 『GI山形』に関してまとめます。 - 設問 「『GI山形』に関して説明しなさい」 2016年12月に地理的表示『山形』が指定された。これは清酒に関する区分で、山形県内の水のみを用いて、山形県で製造~容器詰めまでされた日本酒が対象となる。副原料はアルコールのみ使用可である。 (ここまででおよそ100字程度) 山形県・酒造組合・JAが力を合わせて開発した『出羽燦々』は山形単県での栽培にもかかわらず、酒造好適米の中で、4~5位と生産量が多い。この出羽燦々を100%使用し、精米歩合55%以下、山形酵母、オリーゼ山形(麹菌)を用いて醸した純米吟醸酒に対し、『DEWA33』マークの付いた純正山形酒審査会認定証を発行することが出来るが、この全国的に珍しい官能検査の基準と仕組みを山形県は持っている。また、山形県研醸会といった酒蔵同士の連携、技術情報交換の場などがあり、山形県全体としての酒質の向上を経て、付加価値の高い吟醸酒へと酒造生産を切り替え、「吟醸大国山形」と呼ばれるまでになった。以上の様に、山形県としてのブランドが確立された事が、GI山形指定へと繋がった。 (410字程度) - 昨年のソムリエ呼称試験では、 『ひやおろし』を200字で という問題が有りました。 なので、100字では少ないと考え、 その後の文を作りましたが、 今度は多くなりすぎました(笑) 前半の100字+山形ブランド確立 あとは指定字数との兼ね合いで 取捨選択でどうでしょう。 - 自分で調べてみて、書いてみて、 気が付いたのですが、 『GI』のポイントは 『産地ブランドの確立』 なのかなと思いました。 ブランド=憧れ、求心力 です。 自分もやってみたい、参加したい、 あるいは、興味あり、飲んでみたい、 そう思わせるブランド力が GIには必須と感じます。 - - - 論述対策は今回でラストです。 自分で調べ、考えるブログでした。 今更ですが、自分で調べるから 意味が有ります。 受験生の方々は、 ボクのブログを読むだけじゃ、 ダメですよ。 このブログはむしろ、 受験しない方が、疑似受験をした、 そんな風に思ってもらえたら、 面白いのかなって思います。 ドキュメンタリーシリーズを読んで、 受験勉強を疑似体験する中で、 試験当日の『予想問題ブログ』が どの程度の精度なのか? そういう読み物として 楽しんでもらえたら幸いです。 本日はワインスクール。 約半年間お世話になった 石井先生の最終講義です。 ちゃんと挨拶してこよう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.23 07:21:42
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