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タイムマシーン・プロジェクト・プルミエ・クリュ・VV

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2020.05.04
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カテゴリ:ワイン
昨年『こーざ』に紹介されるにあたり、
こんなブログを書いていました↓
「​『こーざ』に集う後輩の皆さんへ ​」

今年は呼称試験対策的なブログはやめます。
理由は、
2019年のエクセレンス(旧シニア)は
とんでもない難易度の試験でした。
正直、ボクの情報はもう古い。
それでも、『こーざ』に紹介される以上、
なにか書かないとね。


-


ボクは北関東のド田舎にある、
『感染症指定病院』に勤めています。
コロナウイルスで大きな影響を受けてます。
そんな『ボクの』感染症対策をお伝えします。

『感染対策委員会』の方々は、
日々大変な業務をされています。
(ボクはその委員ではありません)
委員長=院長で、毎日遅くまで働いています。
その院長に負担が集中し過ぎているのですが、
当の本人は
「コロナ対策に関わる人員は少ない方が良い」
と考えている様です。

コロナ対策に関しては、全て院長に
『おんぶにだっこ』状態です。
ただ、だからこそ、
対策が不十分に見える所がありました。
でも、それを院長に全て任せるのは、
さすがにためらわれました。

例えばですが、
・コロナ陽性の心筋梗塞の患者
・コロナ陽性の胆嚢炎の患者
・コロナ陽性の吐血患者
こういう状況になったら、
『隔離』を解除して、
緊急処置を行わなければいけません。
手術だったり、内視鏡だったり。

その場合の感染対策は?
その場合の適応範囲は?
考える事は色々あります。
『適応』に関して言えば、
処置しても肺炎で亡くなる様な患者であれば、
処置の意味がありません。
しかも、医療者への感染のリスクがあるのに。
よって、呼吸状態の悪い患者は、
緊急処置に関しては、
メリットよりもデメリットの方が大きい
となります。
普段なら『ただ救えば良い』だけですが、
非常事態では『状況判断』が求められます。

この状況に対して、誰かが懇切丁寧に
指導してくれるでしょうか?
誰も教えてはくれません。
誰かがガイドラインやマニュアルを
作ってくれているでしょうか?
そんなものは存在しません。
何故ならば、誰もが『初めての経験』だから。


-
-


理想の医療とは?
ボクが考えるその一つは
『すべてが想定範囲内』です。
医療ではトラブルはつき物です。
人間の体は一人一人違うから。
それでも、そのトラブルを事前に想定し、
対処できる能力がある、
それが理想の一つです。

今想定しなければいけない事、
①コロナの蔓延
②コロナ陽性+αの事態
患者が増えれば増える程、
+αは容易に想定される事です。
その+αが
心筋梗塞、胆嚢炎、吐血等々
なわけです。

その+αが起こった時、
どういう対応をするべきか?
『おんぶにだっこ』している院長の
指示を待っていれば良いのでしょうか?

ボクは思います。
非常事態において、
『末端の兵士』こそ意思を持つべきだと。
勿論、自分勝手に動くのではなく、
『良い医療のために』という目的をもって。

ボクが始めたのは、
『コロナ陽性患者に対する緊急処置事前シミュレーション』
です。
『本番』で、あたふたするのではなく、
『末端の兵士』を集めて、
『事前』シミュレーションをしました。
本番であわてる事の無いよう、
何度も繰り返しました。
・事前準備
・用意する物品
・感染対策
・処置の流れ
・役割分担
・処置後の感染対策
等々、多項目を議論して、
注意点を洗い出しました。

その中でたとえパニックになったとしても、
たとえトラブルが発生したとしても、
重要事項さえ忘れなければ、
何とか乗り越えられると確信しました。
例えば感染対策においては
『守るべき場所はどこか?』
(口、鼻、目です)
当たり前で、基本的な事ですが、
『頭が真っ白』になっても、
『守るべき場所』を忘れなければ、
次の行動に移れる。

そして、これらの対策は、
他にも生きてきます。
今問題となっている『院内感染』
無症状コロナが原因となるでしょう。
それならば、院内感染のリスクが高い処置は、
コロナ陽性に準じてやればよい。


ただ与えられるだけではなく、
『自分で考えて』行動に移す。
未知の非常事態に対応するには、
『自分で考える事』だと思ってます。


-
-
-


コロナ対策
これが呼称試験と何の関連があるのか?
ボクは大いに関係があると思ってます。
というか、
こういう考え方が出来る様になったのは、
受験のおかげじゃないだろうか?
そう思っています。

コロナ対策と同じ様に、
エクセレンス呼称試験対策を考えてみます。
エクセレンス(旧シニア)試験は、
恐ろしい難易度です。
でも、合格する人もちゃんといます。
合格するために必要な事って何だろう?
〇⇒コロナ対策
●⇒エクセレンス対策

〇敵を知る
コロナウイルスの特徴を知る
・無症状感染がある
・感染経路は飛沫・接触・エアロゾル
・感染力が強い
・高齢者で重症化しやすい
・死因は肺炎
・現在、特効薬、ワクチンが無い
等々
●敵を知る
試験問題を知る。
その答えを得られるのはどこなのか?
・基本技術フォローアップセミナー
 (ネット配信との事)
・ワインレポート
・ソムリエ協会機関誌
・ソムリエ教本
正答を得るための情報を集める。

〇未来を予想する
・コロナの封じ込めは大変に難しい。
・だから、コロナ陽性+αを想定
●未来を予想する
・2019年問題から、2020年を予想する
 (問題はさらに難しくなる事を想定する)
・時事的な事も意識しておく。
 (コロナはワイン業界へも大きな影響)
 南アワイン輸出禁止、
 欧州ワイン売り上げ半減予想等
・テイスティング試験がどうなるのか?
 (マスクできないので、安全性が保てない)

〇スタート地点を確認する
・コロナ感染の現状を知る
 自分の住む地域の感染状況を知る。
●スタート地点を確認する
・試験問題を見てどの程度分かるか?
 自分の実力を把握する。

〇ゴール地点を確認する
・院内感染を防ぎ、患者を治す
●ゴール地点を確認する
・合格
・目標得点率

〇スタートとゴール地点を確認し、
 自分が何をするべきか考える
・事前シミュレーション
●スタートとゴール地点を確認し、
 自分が何をするべきか考える
・基本技術フォローアップセミナー申し込み
・ワインレポート購読
・どれだけ努力すれば合格できるのか?
 努力は無限には出来ません。
 有限の力をどう配分するべきか?
 
 
 
合格するにはまだ必要な事が有ります。
でも、それは『自分で考えて』下さい。
その力は必ず役に立ちます。
『初めて遭遇する事態』
それを乗り越えるために必要なものが、
『自分で対策を考える』です。

難しい試験であればある程、
”人から言われたことを覚える”では
太刀打ちできません。
年々難しくなる試験は、
常に『初めて遭遇する事態』ですから。
誰も正確には想像できないので、
誰も正確に合格に導けない。
だから、『自分で』考えるしかない。

『受験の効用』
難しければ難しい程、
自分で考える力が付く。
「受験なんて意味が無い」
そういう意見が有る事は知っています。
でもボクの考えは違います。
受験には大いなる意味がある。
呼称資格試験も同様です。
大いなる意味がある。
『ドヤれる』だけじゃない!←←←


-


最後に、
ボクは新型コロナの『次』を想定してます。
もっと巧妙で、もっと致死率が高い。
そういうウイルスが出現してしまった時、
ボク達はどう対応するべきなのか?
それを今の世の中を見て学んでいます。
『次期』が登場した時、
・どんな組織トップが望ましいか?
・どんな報道が望ましいか?
・どんな準備が必要か?
・どんな未来が予想されるか?
・どんな対策が必要か?
・制限を守れない人への対応は?

今は学ぶべき時です。
コロナ禍収束後に、振り返りましょう。
今から学んで未来に生かす。
だから、収束が始まりです。


エクセレンス呼称を目指す皆さん。
試験が行われるかも不透明な中ですが、
だからこそ、
『今の貴方』に意味があります。
先行きが読めない不安の中で、
貴方がどのような行動をするのか?
合格を勝ち取り、振り返った時に、
今の貴方が、未来の貴方の糧になる。
 
 
 





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Last updated  2020.05.04 10:06:35
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