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テーマ:心の中の記憶(28)
カテゴリ:思い出のU.S.A
『prologue』 思い出のU.S.A
『LosAngeles 上空』 思い出のU.S.A #2 『別れ』思い出のU.S.A #3 シリーズ物の続きです。 その後、彼女から電話は何度かあった。 出るといつもだまっていて… 名前を呼ぶと…「うん…」と答えた。 決まって彼と喧嘩をした時だった。 「喧嘩したのか…大丈夫か?…」 と言うと… 「うん、大丈夫…落ち着いたから…」と言った。 オイラがアメリカから帰ってきてから、しばらくの間… 友人達に… 「いつ結婚するの?」 とよく聞かれた。 「別れたよ…」 と言うと…。 「何で?どうしたの?」 …としつこく聞かれた。 「アメリカ行って、俺が変わったからだよ」 とひと言だけ俺は答えた。 皆、納得のいかない顔をして… 「本当にいいの?このままで…」 そう言っていた。 「あぁ…。1年も待たせた。あいつに済まない事をした」 こう言って、それ以上…俺は、答えなかった。 わかれてから数ヶ月がたった時。 結婚が決まったと彼女から連絡があった。 「良かったな…大丈夫なんだな?」 「うん、あなたと一緒で仕事が忙しい人だけど…大丈夫」 「あなたで慣れたから…」 電話を通して、ふたりで笑った。 「長かったろう?1年弱の間…。 待っててくれて、ありがとう…な」 「ううん…楽しかったよ… 待ってる間、いろんな事を考えることが出来たし… 本当に楽しかった。強くなったしね…」 弾んだ明るい声で、こう言った。 「あなたに色んな事を教えてもらった… ありがとうね… だから、幸せになれると思う… だから心配しないで… あなたは、無理な事ばっかりするから… あんまり彼女に心配かけたら駄目だよ… 身体にだけは気をつけてね… 煙草…短くなるまで吸わないで…」 そう言って電話を切った。 それから、彼女からの直接的な連絡はなくなった。 その後… 子供が出来た話… 引越しをした話… …などを友達から聞いた。 そんな話を聞く度に嬉しかった。 恐らく今も幸せに暮らしていると思う。 その後のオイラは… 新しい彼女が出来たり… フランス料理を本格的にやりはじめたり…と あいも変わらず波乱万丈の時を過ごした… その後の話は、また別の機会に… 追伸:『思い出のU.S.A』について 本題のアメリカでの話は、これから書きます。 合間に他の記事や日記を書きながら… 最初に彼女の話を書いておいた方が、読みやすいと思ったので書いた次第です。 そしてこの『別れ』の話は… 誰にも話した事がない話です。 誤解されると困るので書きますが… 未練や後悔があって書いている話ではありません。 すべて、その時点でオイラの中で完結している話なんです。 心の奥のほうにしまってある最高の思い出です。 話すつもりも、ここに書くつもりも全くなかった話です。 でもね。 自分の可能性や夢を簡単にあきらめてしまう人が余りに多くなったのを見て…。 こんなにも非力なオイラでも、夢や目標のひとつやふたつ実現できた事を伝えたかったので、あえて書く事にしました。 まだまだ、実現できていない事も沢山ありますが…。 自分を大切にして そして夢や目標をもってほしい… 結果は、必ず後からついてくるから… 皆、ひとりでなんか生きられない 誰かの力を借りるのも必要なんだから… 友達を沢山作って… 頑張ってください。 応援しています。 Born To Run『酔月 #5』へ続く 応援してね。シェフの落書きノート 日記、記事の目次 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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