テーマ:イタリアの美味しい話(701)
カテゴリ:美味しいお話
なんですねー。 要するに… 海の幸が入ったトマトソース系のスパゲティですよ。 みなさん…知ってるか…。 ペスカトーレは複数で… 単数はペスカトーラでしょ? なーんて… プロの方(オイラもプロだけど…)でも細かい事で突っ込みいれてきて…。 シェフの癖にイタリア語も知らないの? なーんて陰口を言われちゃう事って多いので…。 オイラ全く気にしてませんけど…ボソ。 一般的に通ってる名前でいいじゃん…。 わかりやすいし…。 って思ってる『一般的通り名 信仰者』(勝手に名前つけちゃいます)なんですよ。 面倒な事をクドクド説明するより美味しく作って、美味しく食べて、楽しい話が出来れば… そして「人生って素晴らしいよね!」 なーんて、ほんのスコーシ感じられれば良いではないか…と。 へんな前書き長すぎ! 作り方は簡単です。 ************** スパゲティ・アッラ・ペスカトーラ 材料(1人前) ニンニクのみじん切り 少々 鷹の爪(輪切りでも良い) 少々 オリーブオイル お好み(オイラは少し) オレガノ 少々 渡蟹(中国産の雌の卵が入ったのが良いですが…)1/4カット 1個 有頭海老 1尾 小海老 4~5本 浅利 5~7個位 はまぐり 2個 ムール貝 3個 飯蛸 1杯 (半分に切って中を綺麗に…子持ちの場合は、目と口を取るくらい) たこ 3~4切れ イカ 少々 子持ちヤリイカ 1杯 鮮魚 1切れ (これは、1回沸騰したお湯にくぐらせて冷水で冷やします。そうすると臭みがなくなります) 帆立貝柱 2個 白ワイン 50ml.位 マリナーラ・ソース(トマトソースの記事参照) 180ml.(1合) パセリみじん切り オイラのペスカトーレのベースはこんな感じ… これに旬の魚貝類がプラスされます。 スパゲティに使えそうな魚貝類だったら… なんでも良いです。 とこぶし、バイ貝、みる貝…。 これがアサリだけだったら… ボンゴレ・ロッソになるわけですから…。 組み合わせも自由。 野菜とあわせても良いのですし…。 例えば…長葱なんて美味しいですよ。 香草もここでは、オレガノの乾燥したのを使いましたが… バジルでも…タイムでも…。 それでは、作り方。 1. スパゲティをボイルします(ゆで方参照、アルデンテ)。スパゲティが作りやすいお鍋かフライパンを用意して、中の水気をとってから… オリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れます。 2. 1.を火にかけます。 3. ニンニクが色づいて狐色位になったら、オレガノをいれます(ここでオレガノを入れると風味が増します。こがしてしまったら1.からやり直し) 4. 3.に魚貝類を入れます(出来れば火の通りにくいのから…例えば、はまぐりとか、渡蟹、そしてアサリ) 5. 4.に白ワインを入れてフタをします。(火の通りやすい材料は、この後に入れたほうが良いです) 6. 全部魚貝類の材料が入って8分位火が通ったらマリナーラソースを入れます。 7. 6.が沸騰してきたらここに茹で上がったパスタを軽くお湯を切って入れ、軽く箸やトング、フォークなどでかき回します。フライパンや鍋がふれたら軽くふる。 8. 7.塩とホワイトペッパーで味を調えて出来上がり。 9. 8.皿を用意して、まずパスタを盛り付けます。そして魚貝類を盛り付けて…。鍋やフライパンに残ったソースを盛り付けて…。上にパセリのみじん切りをかけて完成です。 ********** パスタは、出来るだけ出来上がりを食べてくださいね。 時間がたつにつれ美味しさは半減していきます。 辛口の白ワインやスパークワイン、シャンパンなんかがあったら最高かな。 ビールでもいけますよね。 海の香りを満喫できるパスタです。 今は、作っていませんが… 以前は、これを2人前にして活きた伊勢海老を半分に切って、まるごと一尾を加えて…作ってました。 2人前で一皿¥6000でお出ししていましたが… これが大好きなお客様も多かったです。 ドカーンと伊勢海老がのせてあるペスカトーレ…旨かったなぁ…。 応援してね。 シェフの落書きノート 日記、記事の目次 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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