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シェフの落書きノート

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2007.01.25
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カテゴリ:美味しいお話
温泉水で湯豆腐にしたものを温泉豆腐と呼ぶらしい。

勿論、飲むことが可能な温泉で作ったものだが…。

豆腐は、『にがり』で豆乳を固めて作る。
その『にがり』を溶かすと写真のように、豆腐がとろけた感じになる。

炭酸水素ナトリウムを含む温泉で作ることができる。
炭酸水素ナトリウムが『にがり』を溶かすから出来るのだが…。

でも、温泉を使わなくても簡単に出来る。

重曹(NaHCO3)
化学名を炭酸水素ナトリウム、別名 重炭酸ソーダを水に加えて、豆腐をいれて温めれば良い。

温泉豆腐のレシピは…

だし昆布 適量
水    1リットル
重曹   3g
綿ごし豆腐(にがりで固めたもの) 適量

(重曹と水の対比は、少し工夫してみてくださいね)

鍋に水と昆布を入れて、重曹を加え、豆腐を入れる。
水は、豆腐が完全につかる位の量。
沸騰しないようにゆっくりとコトコトと煮る。
沸騰に近い温度になってから約30分位で、写真の感じくらいになると思う。
水と重曹のバランスを少し変えても良いと思う。
重曹は、あまり入れすぎないようにした方が良いが…。
重曹の量が多ければ、早めにとける。

豆腐は、絹ごし豆腐よりも綿ごし豆腐の方がリアルになる。

湯豆腐もそうだが、豆腐が水面にふんわりと浮いてきた頃が食べ頃。
中まで温かくなっている。

フライ返しなどで、ゆっくりと豆腐をすくって皿に盛り付ける。

タレは、好みで良いと思う。
柚子胡椒などでアレンジしても良いし…
カツオがきいた土佐醤油にもあうと思う。

オーソドックスに『とろけた湯豆腐』にして、なべのまま提供しても良いかもしれない…。
(にがりの作用で豆腐がとけるので水は若干、白濁する)

温泉豆腐(ごまだれ)

写真は、練り白胡麻と豆板醤をあわせたものに砂糖と醤油と酒をいれたものかけて万能葱をあしらった。
胡麻油を加えても美味しいと思う。


以前、紹介した『キムチビビンバ』の添えダレなんかでも変わっていて面白いかもしれない。


寒い冬のちょっと変わった温かい豆腐料理の一品。

豆腐料理は、材料費も安くあがるので良いかもしれない…。

居酒屋さんのメニューでだしたら大ヒットするかもね…笑

アウラでは、たまに以前のランチの定食の小鉢に作ったりしていた。
今は、スタッフの食欲がない時などに賄いで作ることもあるが…。

温泉に行かなくても食べられる『温泉豆腐』

あなたのとっておきの隠しメニューに加えてみたらどうだろう。
「こんなの作れるなんて凄い!」
…なーんて感心されるかもしれませんね!









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Last updated  2023.10.15 23:29:43
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