カテゴリ:本
夏休みの宿題、読書感想文にぴったりな優良図書ってことで、
タイトルの2点をレビューします。
小学生時代に博士のような先生に出会っていたら、 私の数学アレルギーはなかったよう!としみじみ思いました。 素数や完全数・友愛数の楽しさ美しさなんて、パズルを覚えたくらいの 子供に教えてあげれば、絶対はまりますよ。 どんな学問でも、オタク最強!ですね。 あ、でも重度オタの人って、自分の興味対象がどれだけ楽しいかを 伝える術に欠けてることが多いかも。(自分含む) 難しいことを優しくかみくだいて伝えて、子供と一緒に知識の泉の ほとりへ行けたら幸せだろうなー。 この本でも、そんな感じの終わり方が良かったです。 余談: つい先日、市の図書館の返却棚で見つけて借りました。 人が返却した本って、自分の興味範囲外の選択肢があって面白いです。 そんな経緯でたまたま手に取ったのに、ここ最近の読了本のキーワード 「記憶」と「数学」両方を兼ねていて、今更ながら"数学を勉強し直せ" という天の声が聞こえてくるようでした。いやーん。 映画になったときに気になったけど、スルーして失敗。 DVD借りてきます。
この本は家の本棚に置いて、いつか子供に読んでもらうべき本でしょう。 祖父が語らなかった零戦パイロットとしての戦争体験を、孫が関係者から 聞き出していく構成。 私は、 "「きけ わだつみのこえ」等の、 検閲を受けた軍国主義的内容や国家への絶対的な忠誠を誓う 遺稿の行間から、 「死にたくない、戦いたくない」 という兵士の肉声が聞こえない人間が、戦争時の表層だけ知って 「日本は間違っていた」「日本兵士は悪だった」 と断じるな” という部分に強く共感しました。 乱読なので、意訳し過ぎだったり他の本と記憶が混ざっていたらすみません。 あくまで私個人は、当時の軍部上層に"無能な働き者"が多かったせいで、 あの戦争は泥沼化したと思っています。 ■ハンス・フォン・ゼークト "ゼークトの組織論" 余談: ネットで評判が良かったので、図書館で半年予約待ちして読了。 文庫版920円があるみたいですが、楽天では8/25入荷ですね。 夏休み中の感想文消化に間に合わないだろー! 更に余談: 母方の祖父(死去)が、戦後ぼそっと 「自分は戦艦大和に乗っていたが、腹を下して島で下艦して沈没を免れた」 「極秘任務だったので、今まで話せなかった」 と語っていたそうです。でも、それ以上の詳細は伝わっていません。 じいちゃん、語っておけよーー!家族もちゃんと聞いておけよーー! 真偽を調べたいのですが、 大和の生還者名簿が載っている「戦艦大和からの生還」 は、市や県の図書館にも蔵書がありませんでした。 国会図書館や海上自衛隊呉資料館に行くか、 amazonで買うしかない模様。 ■戦艦大和の乗組員 - ニュース・時事問題 - 教えて!goo お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.20 22:43:04
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