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カテゴリ:読書、映画、ドラマ
読み終わるのを優先するのか、まとめるのを優先するのか迷います。
→読み終わるのを優先したので、全然まとめられていません。 〈個人の収入の種類〉 給与所得…会社に就職して得た給料やボーナスのこと 給与…勤務先から受ける所得。契約に基づき月ごとにもらうことが多い 賞与…会社や部署、本人の実績に応じて臨時に支払われる特別給 日本では夏と冬の年2回支給にほぼ固定化されている 退職金など…辞めるときに支払われる 勤務した年数や実績に応じて変化する 事業所得…店、販売、執筆などの事業を自分で行って得る収入 社長は事業主と呼ばれるが給与所得 ハンドメイド品の販売で得た収入は事業所得 利子・配当所得 利子所得…預金、貯金、社債などの利子として受け取る収入 個人的に金を貸したときに受け取る利息は雑収入 配当所得…株主や出資者が利益の配当や分配で受け取る収入 株式の売買による収入は含まない 一時所得…そのときだけ得られた収入。労働の対価としての収入は除く 懸賞・賞金、競馬・競輪、生命保険の満期一時金、遺失物の拾得 等 不動産所得…不動産を貸したり使わせたりして得られる収入 譲渡所得…不動産、株式、絵画、骨董などを譲渡して得られる収入 山林所得…山林を伐採したり立木のまま譲渡したりして得られる収入 雑所得…他の所得に当てはまらない所得 年金、講演謝金、原稿料・印税、FX・仮想通貨取引 等 日本のボーナスの元祖…江戸時代の「仕着(しきせ)」 ↑商家などで盆と正月に奉公人に衣服を与えた制度 「お仕着せ」の語源 〈日本人のもつお金〉 家計の金融資産残高の推移 1995年…約1250兆円→2015年…約1750兆円 日本人がもつ資産は現金、預金が多い→安全な方法でためることを好む 現金、預金…52%、投資信託5%、株式8%、保険、年金、定型保証29% アメリカは投資信託、株式の比率が高い→投資で増やす傾向 〈日本人の稼ぐお金〉 業種別の平均給与(2015) 電気、ガス、熱供給、水道業…715万円 ←景気に左右されない 金融業、保険業…639万円 情報通信業…575万円 全体平均…420万円 年齢階層別の平均給与(2015) 女性…30~34歳が一番多い、307万円 男性…50~54歳が一番多い、670万円 平均給与 2005年…437万円 2015年…420万円 2008年のリーマンショックで落ち込んだのが徐々に回復してきている 〈日本で暮らすのにかかるお金〉 お金の使い道 食費、住居費、光熱費・水道、家具・家事用品、被服、保険医療、 交通・通信、教育、教養娯楽、その他 生活費=固定費+変動費 固定費の割合は先進国が小さく、発展途上国が大きいといわれる 地方では光熱費が高く、都市では食費が高い エンゲル係数…支出全体に占める食費の割合。日本は25%程度 生活水準が低いと食費の割合が増える 〈ローン〉 ローン…loan(貸す)から。 高額の買い物の際銀行等から借り、定額で返済する契約 住宅、自動車、教育、カード、フリー、事業など 消費者金融…借入額は年収の1/3まで、金利が高い、審査が早く通りやすい ローンが払えない→住宅は退去、車は売却、給与は差し押さえ 自己破産…借金を免除される手続き。破産宣告が出される 資産は処分され返済にあてられる 個人再生…借入金を1/5に圧縮、3~5年かけて返済 一定の収入、返済能力などの条件が必要 任意整理…貸金業者と交渉し毎月無理なく返済できるよう分割 江戸時代の庶民の破産→「分散」…残った財産を分配 応じらない場合→「出世証文」…将来の返済を約束 〈生涯賃金と老後資金〉 生涯賃金…男性 大企業→3億120万円 小企業→1億9960万円 女性 大企業→2億4990万円 小企業→1億6920万円 老後資金(夫婦二人の場合) 生活費30万円、年金20万円→月当たり10万円不足? 〈貧困〉 一時的貧困…一時的に収入が減少 慢性的貧困…収入の少ない状態が続く 貧困が続く→健康状態の悪化、学力の低下 →社会全体の活力を奪う、国際競争力の低下、社会保障費の負担増 生活保護受給者数 1995年…60万世帯、88万人→2016年…163万世帯、216万人 貧困のスパイラル 十分な医療を受けられない→健康に問題→就職に障害 モラル教育の不足→犯罪を犯しやすい→その子供もモラル意識が低い 十分な教育を受けられない→就職に障害→十分な教育を与えられない 非正規雇用の増加 企業が需給に合わせて雇用者数を調整、コストを抑える 2016年は37.5%が非正規雇用労働者、ワーキングプアの問題も アンデルセンも貧困に苦しむ →初期の作品は主人公が死んで楽になる結末が多い 〈銀行〉 1872 国立銀行条例制定 →銀行業務を行っていた三井組と小野組が合併、三井小野組合銀行設立 海運橋三井組ハウス(5階建ての洋館)建設 →政府、日本銀行として使うため譲渡を要求 三井小野組合銀行を政府も関与する第一国立銀行に →政令改正の影響で小野組が破綻、政府系の普通銀行に 1874 三井、為替バンク三井組ハウス建設 1876 日本初の民間普通銀行、三井銀行開業 〈金融機関〉 金融…資金に余裕のある人から、資金を必要とする人へお金を融通すること 中央銀行…日本銀行 民間金融機関 預金できる金融機関 普通銀行…都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、外国銀行 長期金融機関…長期信用銀行、信託銀行 協同組織金融機関…信用金庫、信用組合、労働金庫、農協、漁協 等 その他の金融機関 証券会社 保険会社…生命保険会社、損害保険会社 等 ノンバンク…消費者金融会社、信販会社、リース会社、 クレジットカード会社、住宅金融専門会社 等 公的金融機関(政策金融機関、政府系金融機関) 特殊会社…日本政策金融金庫、日本政策投資銀行、 国際協力銀行、昇降組合中央金庫 特殊法人…沖縄振興開発金融公庫 独立行政法人…住宅金融支援機構、国際協力機構、 福祉医療機構、奄美群島振興開発基金 日本初の銀行…1873 第一国立銀行(現みずほ銀行) (国立=国法によって設立された銀行) 〈銀行の役割〉 金融仲介機能(預金業務) …預金を銀行に運用してもらっているため利息がつく 信用創造機能(貸付業務) …流通している通貨の量を増やす 決済機能(為替業務) …送金、引き落としで公共料金やクレジットカードの支払いを行う 〈日本銀行〉 政府の銀行…預金の受け入れ、政府資金の取り扱い、国債の引き受け、貸し出し 発券銀行…日本銀行券(お札)の発行 銀行の銀行…預金、貸し出し、公債の売買 〈利子と利息のしくみ〉 元金、元本…借りたり(元金)貸したり(元本)した元の金額 金利、利率…元金を一定期間借りたときの利子の割合 1年間の割合を表すことが多い、年利とも 利子…お金を借りたときに一定の利率で支払うもの 利息…お金を貸したり預けたりしたときに一定の利率で受け取るもの ※基本的に同じものを表している 元金(元本)×金利(利率、年利)=利子(利息) 単利…元本にのみ利息がつく 複利…利息も元本に含まれる 〈投資・出資・融資の違い〉 投資…事業などに必要な資金を提供すること全体を表す 出資…株式を買うなどの形で資金を提供すること 返済の義務なし、経営への関与あり、利息なし、利益配当請求権、議決権 融資…貸付などの形で資金を提供すること 元利均等返済 …毎月一定額を返済 返済計画は立てやすいが元金の減りが遅い 元金均等返済 …借入当初の支払い額が多く、次第に減っていく 元金の減りが早い 途中までですが、これでおしまい。 このあとも、とても勉強になることがたくさん書かれていました。 これを教科書にしてもいいのではないかと。 子供のうちにある程度知識をもっておきたかった内容です。 でも子供のうちにこの分野に興味をもてるかは別の話…。 あ、9/15に過去最高のアクセス数(129回)をいただきました。 嬉しいです、ありがとうございます…! このブログが読者のみなさまのお役に立てれば一番ですが、 暇潰しや気晴らしにでもなれれば幸いです。 本のセレクトにしても、カテゴリーにしても、 あれこれとっちらかっていてお恥ずかしいのですが、 今後もコツコツ書いていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.17 16:52:22
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