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2024.09.12
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娘が図書室で借りた本を読みました。




マイヤ・プリセツカヤ (やさしく読める ビジュアル伝記 9) [ 金治直美 ]


桃鉄ワールドに出てくる歴史ヒーローがきっかけで
女性の偉人の伝記を手に取るようになった娘。
こちらは私も知らないので読ませてもらいました。


亡くなったのは2015年なので
つい最近(と言っても約10年前)まで
ご存命だったんですね…



1925年、ソ連のモスクワ生まれ。
体を動かしたり、イタズラしたりするのが好き。

2歳…つま先立ちで歩く

3歳…『コッペリア』の音楽に合わせて踊る

4歳…『赤ずきんちゃん』のバレエ公演を見て
それぞれの役を真似して踊る

5歳…幼稚園に入るが抜け出して帰宅

6歳…スピッツベルゲン島に引っ越す
オペラ『ルサルカ』でルサルカ役を踊る
2年後父の休暇の間モスクワに戻る

8歳…ボリショイ・バレエ学校に入学

父の弟・レスター…アメリカに移り住む
※外国人、外国と関わりがあるとスパイ疑惑

父の休暇が終わり再びスピッツベルゲン島へ
→家の中を踊り回るしかないため、9歳春
母の妹・スラミフィを頼り単身モスクワへ
※スラミフィはボリショイ・バレエの団員

9歳夏…一家がモスクワへ戻るが
政府が用意した家での生活を強制される

11歳…父がスパイ容疑で逮捕される
2人めの弟が生まれる

12歳…スラミフィ主演の『ねむれる森の美女』を
母と見に行くが、公演中母が逮捕される
→父をスパイと認めなかったため
下の弟と一緒にシベリアの収容所へ送られる

スラミフィと叔父のアサフが
マイヤと弟の孤児院入りを阻止、引き取る
父は逮捕されて1年以内に死刑になるが
知らされたのは50年経ってから
※アサフはボリショイ・バレエ団のダンサーかつ先生

1941年4月、母と下の弟がモスクワに戻る
6月、ドイツとの間で戦争が始まる
9月、バレエ学校の疎開先とされた町へ汽車で行く
→バレエ学校は別の町に疎開

ボリショイ・バレエ団と学校の数人は
モスクワに残っているという記事を見て
通行証なしで単身モスクワへ
通行証をもつ老人の同行者を装い検問を通過
スラミフィの元へ、バレエ学校復帰
卒業試験を満点で合格しボリショイ・バレエ団に入団

入団後はアサフの厳しいレッスンを受ける
ボリショイ劇場の出番がない日には
他の小劇場での出演を引き受ける
『瀕死の白鳥』で初めてアンコールをもらう
※アンナ・パブロワが踊り有名になった作品
スラミフィが新たに振り付け、マイヤの代表作に
『レ・シルフィード』の妖精役のジャンプが好評
『ジゼル』『ドン・キホーテ』のソロを踊る

1945年、終戦後野戦病院へ慰問公演
『ライモンダ』で主演→大成功

1947年、『白鳥の湖』で主演
オディールの32回のフェッテ
→軸足が直径2.5cmのコインに収まるように回る
以後30年間で800回以上も踊る当たり役に

1949年、スターリンの誕生日の記念公演に参加
『ドン・キホーテ』のジャンプが見せ場の役
入念な手荷物検査、磨き込まれた床
失敗が許されない舞台からスターリンと毛沢東を見る

次の舞台では『ドン・キホーテ』の主役
バレエ団のスターとなるも給料は変わらず
→理由は不明だが父がスパイと疑われたから?

1953年、インドの首都デリーで公演
政府の監視官からマイヤは特に目をつけられる
公演後、ソ連から亡命した女性から
バッグを渡されるも没収される
以降6年間海外公演から外される
→スラミフィの夫から出国禁止者リストに
マイヤの名があることを知らされる

1956年、イギリス公演に上の弟も外される
→ボリショイ劇場の代表に退団を宣言する手紙
→退団を認める電話がある
→文化大臣から呼び出し、バレエ団復帰の許可
→イギリス公演の練習をするも外される
→知人のイギリス人書記官に電話
→盗聴をおそれ肝心の話を避けるも
亡命やスパイを疑われ秘密警察に監視されることに

イギリス公演に行かなかった組で
『白鳥の湖』をやることを提案
→公演前日に政治局の呼び出し、
公演を成功させないよう言われる
→劇場は満員、公演は成功。
日本の総理大臣を2回目の公演に招くことに

若く有名な作曲家・ロジオンと恋に落ち、結婚
ロジオンの伝手でフルシチョフへ手紙を書き
秘密警察の議長と面会できることに
→アメリカ公演の参加を許可されるも
亡命したらロジオンの命はないと脅される

1959年、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で
『白鳥の湖』の公演が大成功
73日間に及ぶ公演は行く先々で大評判
その後もさかんに行われた外国公演に参加
1960年、プリマ・バレリーナとなる

『カルメン』をバレエ作品にしたくて
シナリオを書き、ロジオンがオペラを編曲
キューバ国立バレエ団の公演を見て
振り付け師に依頼しに行くと
彼も『カルメン』のバレエ化が夢だった

1969年、『カルメン組曲』上演
→これまでのバレエとの違いに観客も困惑
カナダ公演で『カルメン組曲』は不可、と
文科省から命令、ソ連にふさわしくない、
バレエの伝統を傷つける、失敗作と言われる
→マイヤはカナダ公演に不参加
ボリショイ劇場で上演するごとに人気が上昇、
2年後には外国での上演も許可

新しいバレエを生み出していく
『アンナ・カレーニナ』『かもめ』
『子犬をつれた貴婦人』(ロジオン作曲マイヤ振付)
『バラの死』『イサドラ』『レダ』
(外国の振付師と組んだ)
自由を許さない政府、新しいことを嫌う人々により
踊らせてもらえないことは何度もあったが
見えない力とたたかい、ときにはその力をかわし
のりこえてきた
60歳を過ぎても世界の舞台に立つ

1968年のはじめての日本公演から
40回以上も日本を訪れるほど日本が好き
日本のバレエ団とも何回も共演
日本料理も好き
日本の伝統の踊りにも深い関心を寄せる
1987年、日本舞踊に感動する
1989年、ボリショイ・バレエ団引退
世界中の舞台で踊り続ける
1994年〜マイヤ国際バレエコンクールの審査員長 

1991年、ロシア連邦発足

2008年、上賀茂神社の舞台に立つ
『アヴェ・マイヤ』(アヴェ・マリアのマイヤ向け)
『ボレロ・幻想ざくら』能楽師、日本舞踊家と共演
83歳の誕生日に最後の舞台『アヴェ・マイヤ』

2015年、ドイツにて死去、89歳

『瀕死の白鳥』18歳から2万回以上踊った

レオタードをソ連でいち早く着始めた

有名デザイナーと交流あり




下書き保存するはずが公開してしまったので
読み進めるたびに更新していました。失敗。


娘が「よくわからない」と言っていて。
サブタイトルが「たたかう舞姫」で
「何と戦ったの?」と。
この本を読む前で、かつご本人を知らないので
憶測で独裁政治と戦ったのでは、と
説明しましたが…


まずソ連とは何か、共産主義とは。
なぜスパイで捕まるのか、外国へ行けないのか、
この辺がわからずに読むと確かにわからないか…


マイヤさんについて説明したくても
その下敷きになる知識、当時の情勢が
身についていないと説明を割く必要があり
そうなると書けない容量が増えてしまうし…


私はあとでWikipediaでマイヤさんを調べます。笑
あとYouTubeもですね。


バレエそのものは見たことがないのですが
バレエマンガの『昴』や『ガラスの仮面』で
目にしたことのあるタイトルがチラホラ…
マンガでも教養は得られますから… 多少は…




SUBARU昴(1) (コミック文庫(青年)) [ 曽田 正人 ]


私のバレエの知識はほぼこちらから。
これで知ってから『ローザンヌ国際バレエ
コンクール』のニュースを聞くと
「あぁ…」となります。
ジゼルとかね、キトリとかね。
フェッテのエピソードも…
あんなにハードな構成なのに、
かよわく踊らなければいけない的な話。





ガラスの仮面 49 (花とゆめコミックス) [ 美内すずえ ]


『コッペリア』は確か初期の初期に
マヤが高校の演劇部でアレンジ作をやりました。
(わが作品No707 愛しのオランピア)

『イサドラ』は紅天女のキャストを選考する際
宝塚的な劇団出身の女優がやりましたね。
円城寺まどかさん。
「死…どうやって踊ればいいのかしら…?」と
不思議そうな顔のマヤちゃんがもう
格の違いを見せつけましたね…



マイヤさんを知らないので(3回目)
相当じっくり読んで書いたので時間がかかりました。
キュリー夫人もあるのですが読めるかな…
子供の頃に読んだので、ナイチンゲールのように
感想だけサクッと書けたら… いいな…


✢ ✢ ✢









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最終更新日  2024.09.12 23:33:55
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