図書館で借りた本を読みました。

もう誘拐なんてしない (文春文庫) [ 東川 篤哉 ]
東川篤哉さんは『謎解きはディナーのあとで』
を読んだことがあります。
また読んでみようかな…

謎解きはディナーのあとで [ 東川 篤哉 ]
門司港のヤクザ、花園組の娘の絵里香が
駆け落ちした母の娘(半分血のつながった妹)の
手術費用を捻出するべく、
たまたま知り合った大学生の翔太郎、
翔太郎の先輩の甲本と狂言誘拐を計画。
潰れた印刷所で見つけた偽札、
印刷所の2代目の死体、
花園組ナンバー2の死体など
冗談ではすまない事件も絡んできます。
夫の実家に帰省するのに関門海峡を渡ったり
親戚を訪ねて、また観光で門司港に行ったり
しているので、聞き覚えのある地名がたくさん。
今は本を読みながらGoogleマップで
地図を検索できるのが便利ですね。
警察が主人公側のサスペンスではないからか
印刷所の事件も結果は書かれていないし
花園組ナンバー2を殺した犯人は
絵里香の姉の皐月が推理して突きとめますが
それにはどうしても狂言誘拐が絡むから
絵里香と翔太郎も無傷ではいられないはずなのに
その結末も書かれていません…。
心臓の悪い妹は、絵里香と父親も同じで
母と再婚しようと思っているのを
花園組組長の父親が絵里香にさっさと
説明していれば狂言誘拐の必要は
なかったんですよね…
結局甲本はお金を返したんだろうか。
翔太郎は警察のお世話になりそうだけど
絵里香とくっつく=ヤクザと関わるなら
別に真っ当でなくてもいいのかな…
などとつまらぬことを考えてしまいます。
モヤモヤ、不完全燃焼。
2012年にドラマ化していたそうで。
翔太郎が大野くん、絵里香がガッキー。
原作とはあれこれ設定が違っているようです。
ふぅーあと2冊!
夫がGW後半に帰ってくるので
片付けないといけないので
さっさと本を読まないといけない!笑
* * *