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2020/04/19(日)18:12

教員免許更新講習 選択 教師に求められる発達障害の理解と支援

最近のことの日記(960)

通信制で受け始めたが、通常は試験だけはどこかに行って受けるものが多いのだが、その暇さえ許されない我が家では「試験もネットで受けられる」というものを選んだ。顔認証システムで本人確認をした後は、資料を見て回答してよい…ということで少しなめていたら、記号選択問題も結構難しい。さらに文章記述問題、感想程度で許されるかと思いきや、使う語句が多すぎて組み立てが難しい…。 が、乗り切って書いた小論文。最初、資料にある言葉だけ使って組み立てたら400字くらいでまとまってしまい、「あら、800字も必要なのかよ」と自分の意見を入れ始めたらダラダラと増え、そのうち現場の声など入れたくなり…あれもう入らない…文字数1000字でこれより先は文字数オーバー。ということで少し削っていたらなんとぴったり1000字(改行は1文字)になったのでそのまま提出(送信) せっかくなので、問題の出題も含めてここに貼り付けることにする。しかし、比較的得意分野だと思う発達障害のことでこんなに苦労していたらこの後どうなってしまうのだろう…落ちても再試験とかあるようだけれど…。 長すぎてたぶんよっぽど興味がある方以外にはお勧めいたしません!(笑) ​発達障害のある子のケース別サポート実例事典 発達障害を考える心をつなぐ[本/雑誌] / 月森久江/著 上野一彦/監修​ 問題 子供の困難さへの気づきから指導計画の立案までのプロセスを、次のキーワードを用いながら具体例を挙げて説明しなさい。 ニーズ  多角的なアセスメント  合理的配慮   困難さの背景要因   PDCAサイクル ※下の入力ボックスに、解答をキーボードで入力して下さい。 ※解答は800~1000字程度でまとめてください。 ※解答時間は60分以内です。60分を超えると通信が切断され、解答内容がクリアされますのでご注意ください。 まずは各発達段階において、学習の遅れや集団生活での困難さへの気づきが大切である。学力の遅れや友人関係などの形で本人や保護者から主訴・ニーズがあった場合に、その困難さの背景要因を探りつつ、発達障害のある可能性を視野に入れて考える。 複数の情報から多角的なアセスメントを得る必要があるし、その際にはコーディネーターや校内委員会など専門家と相談しながら進めることも重要である。早期から保護者との連携を密にすることも望ましい。 配慮や支援を始める前に、今行っている指導やこれから行おうとしていることが合理的配慮になっているかどうかも必要な視点である。そのことで大きな改善が認められそうであれば、ツールの活用等も含めた「特別な配慮」をすることが大切である。 指導仮説を立てる際には心理教育検査も活用し参考にするとよい。どんな検査をするのか、どう活用していくのか、こうした段階で専門家と連携していることが大きな恵みとなるであろう。検査の結果が指導仮説の裏付けになれば、支援方針や指導計画を立てやすくなる。 またこの際に、知識や学術的な方法論にとらわれずに、目の前のその子にあったものは何かと考えることが重要であろう。 障害は千差万別。自閉症スペクトラム障害一つをとってみても、こだわりなどの自閉度の軽重、知的障害の軽重などの組み合わせは無限であり、障害名でひとくくりにできるようなものではない。当然、アセスメントや検査の結果から出てくる支援方針や指導計画も、画一的なものではなくてその子に合ったものであることが求められるであろう。また指導を行う教員にもそれぞれの個性がある。その人に合ったやり方や教員集団の中での工夫(誰が中心にあたり誰がフォローするなど)もしつつ、計画したい。 合わせて、決めた支援方針や指導計画に柔軟性を持たせることが大切である。指導計画はPDCAサイクルで随時見直す。こうしたPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことがすべての仕事にも通じて大切なことであるのは周知であるが、学校現場では教育行政への届け出などが足かせとなってむしろ「早い段階で決めたことを修正していきたいのにそれをさせてもらえない」という声も聞く。 たとえば、個別指導計画を学期ごとに変更することは可能だが、学期途中で変えた時に「こういう理由でこう変えた」という記述を書くことができるが、否定的な管理職もいるようで(こういう計画を当初立てたのであれば、そのことに対して「良くなった」となるように記述するべき…と考える頭の固い管理職、特別支援教育への知識・理解のない管理職がまだまだ多い)、そうした場合、現場の教員はあきらめるか戦いに時間を費やすか(本来子どもに向けたい時間を失うこともある)それを乗り越えて行く力も要求されている。 ​ケース別発達障害のある子へのサポート実例集(小学校編) 発達障害を考える・心をつなぐ [ 上野一彦 ]​

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