|
テーマ:ワンピース ネタバレ(52)
カテゴリ:ワンピース
~世界の甲板からvol.4~ 「シェルズタウン海軍基地の給仕見習いリカ」 ? 「竜宮城応答願います」 ルフィ 「…? 何か飛んでるな……遠くてよく見えねェけど…」 ? 「竜宮城、こちら国境警備隊!……おかしいな…なぜ連絡がとれない…電伝虫の病気か!?」 ? 「只今、魚人島内へ"魚人街"の危険人物達が入って行きましたので一応ご報告したく…集団でショッピングという訳でもない様に見え……何事でもなければよいのですが…」 ホーディ 「いいかお前ら!今日この日は、魚人島意識統一の記念日となる!!人魚含め同じ魚人族が不揃いの考えを持っていちゃあ始まらねェ!海中で呼吸すらできねェ人間は俺達に支配されるべき下等種族だ!間違い続けてきた歴史を…今こそ正そうじゃねェか!!」 デッケン 「バホホホホ!今日は婚約記念日になるな!!急ぐことはねェ!結婚式は明日にしよう!」 ホーディ 「始めるぞ!各自主要地を制圧してこい!今日限りを持って、リュウグウ王国は終わり!海底の支配者は俺達となる!」 ━海の森行き お魚停留所━兵士 「つ…通信を…逃げ…られた…」 ロビン(やっぱり情報を得られた…ここにポーネグリフはある…この国は空白の100年の大切なカギを握っている筈!)━竜宮城━ゾロ 「俺が好きで斬りまくったみてェな言い方すんな!!」 左大臣 「いや、戦闘中生き生きしておった!生まれついての人斬りだお前は!」 ゾロ 「じゃあ刀持って襲い掛かってくる海賊に茶でも出すのかテメェは!!!」 左大臣 「そうだな…茶を出して話し合うという手段が…」 ゾロ 「そんな相手じゃなかっただろ!!」 左大臣 「ともかく全員倒してしまってはこやつらの目的が分からんというとるんじゃ!」 ゾロ 「お前らにそこまで気遣ってやる義理はねェよ!!」 ウソップ 「何かが…悪い方へ転がっていく…」 ブルック 「ルフィさん、人魚姫さんに会ったんですかねー…私も会いたいなー」 ネプチューン 「そんなことより鎖をとけい!しらほしを返すんじゃもん貴様らあああ」 ウソップ 「だから何で俺達が誘拐すんだよ人魚姫を!!」 ネプチューン 「犯人は麦わらのルフィじゃもん!」 ブルック 「しかしルフィさんとサメさんは確かにあの部屋から出て来ましたけど、人魚姫さんらしき人物はいませんでしたよ!?」 ネプチューン 「じゃがあの子は勝手に城を出るような子ではないんじゃもん!しらほしはワシ程に体がデカいのじゃもん…出て行って誰も気づかんハズはない!そうじゃもん!もしやメガロの口の中にしらほしを詰めて連れ出したのでは!?」 右大臣 「ぷー!!こんな時に笑わせるのはやめてください国王!そんなバカな事…万が一思い付ついても誰が実行しますか!発想が酷過ぎます!!」 ナミ 「とにかく!ウチの船長は誘拐なんてしないわよ!疑うなら他当たってよ!!」 ネプチューン 「いや!他に考えられぬ!しらほしが無事戻らねば貴様らの船も仲間も返さんからそう思うんじゃもん!」 竜宮城の全門が解放される…。━深海 魚人島の北東 "海の森"━? 「ここは言わば"船の墓場"さ…潮の流れで沈没船が運ばれてくる…皮肉なもんだろ? そんな場所に限って"陽樹イブ"の恵みを受けてより美しくサンゴが広がり、魚達やクジラが集まってくる…クジラっていうのはね、豊かな海を知って現れるものなんだよ…僕はこの深海に広がる不思議な"海の森"を研究して暮らしているんだ」 フランキー 「確かに…深海だなんて信じられねェ場所だ…魚人島もそうだがな…」 ? 「宝樹アダム…よく手に入ったね…素材に恥じないイイ船だ」 フランキー 「そうだろ!? 素材はトムさんの造った海賊王の船と同じ!設計も俺の最高傑作だ!!」 ?「フフ……コーティングは請け負うよ…ドンと任せてくれ」 フランキー 「いやー助かるぜ!!えーっと名前は……」 【デン】 トムの弟 船大工兼"海の森"研究者 (オオカミウオの人魚) デン 「デンだよ!」 フランキー 「デンさん…しかしあんた似てねェな…人魚だし…フグでもねェ……トムさんの弟だってからもう少し似てんのかと…」 デン 「ハハハ…人間らしい考え方だ!地上に住む種族たちは家族で姿が似る事が多いもんな…魚人は少し違うんだ…魚人は、魚人の人魚は人魚の古い記憶を遺伝子に宿している…タコの人魚の親からサメの人魚が生まれたら、それはその親の古い先祖の誰かがサメの人魚だったということさ…魚人島では誰がどんな子を産もうと何ら不思議じゃないんだよ…だから君ら人間が姿形の違う者達を区別したがる気持ちが本来僕らには理解できないんだ……ところでキミの先祖には………ロボットがいたのか?」 フランキー 「ヒトだ俺は」 デン 「キミや、アイスバーグ君のことも全部手紙に書いてあったよ」 フランキー 「そうかココロバーさんが手紙を…」 デン 「だから事件の事は全て知ってる…最後まで兄貴は兄貴らしくドンと生きたんだねェ…そのことをわざわざ伝えに来てくれるとはイイお弟子さんを持ったものだ」 フランキー 「照れるじゃねェか…ああそういやさっきからあそこに誰か座ってるが?」 デン 「ああ…ジンベエ親分だよ」 フランキー 「親分?」 デン 「誰か人を待ってるそうだ…追われる身だから島内には入れないってね」 ━竜宮城入口━━連絡廊━━総門━━王宮"御門"━右大臣 「貴様ら一体どうやってここまで入ってきた!!」 左大臣 「あの顔!!忌まわしきバンダー・デッケン!ついに姿を現したな!!」 右大臣 「それにあいつは魚人街のホーディ・ジョーンズ!再びここに何の用だ!!」 ネプチューン 「…ホーディ…あやつは……」 右大臣 「その昔我が軍に所属しておった有能な兵士です…!!」 デッケン 「そんなバギャな!すぐに戦闘を始めるつもりでいたが…ネプチューンも兵士共も全員縛られてるじゃねェか!」 ホーディ 「驚いたぜ…まさかこんなプレゼントが用意されてるとは…コイツは罠か!? 話が上手すぎる!!」 ゾロ 「次から次へと客が来る賑やかな城だ…」 左大臣 「さては貴様らヤツらとグルか!? ヤツらをここへ招き入れたな!」 ウソップ 「あのなー!俺達はおめェらに招待されてなきゃここへは来てねェんだ!何なんだよ…あの強そうな奴らはよ!!!」 ネプチューン 「バンダー・デッケン!!お主が現れたからにはもう疑いようもない!犯人は貴様じゃ!娘を返せ!!」 デッケン 「バホホホ!まだ嫁にも貰ってないのに返せとは気が早いぜお父様」 ネプチューン 「お父様と呼ぶな!!!しらほしをどこやった!? 無事でおるんじゃろうな!!」 デッケン 「何だその言い草…まるで姫がどこかへ行っちまったような…!」 ネプチューン 「とぼけるな!!ではなぜしらほしが突如部屋から消えるのじゃ!!」 デッケン 「俺のしらほしが消えただと!?」 ネプチューン 「わしの娘じゃ!!!」 ホーディ 「落ちつけよデッケン!!見ろ!人魚姫めがけて飛ばした人間共は無事到着してるんだ!少なくともその間はしらほし姫はここにいたってことだろう!? 第一あいつらの言う事がウソでも本当でもお前にはその位置を知る術があるハズだ!!!」 デッケン 「確かに!ホーディ、お前は頭の回る男だ!!さぁサンゴよ!しらほしの下へ飛べ!!」 デッケン 「硬殻塔へ飛ばねェ!くぁあ!!10年間想い合ってきた2人の愛を別つものは死絶おいて他になし!!バホホホホ…他の誰かのモノになるくらいなら!!血しぶきを上げて死ねええ!しらほしいいい!!!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月24日 00時29分16秒
コメント(0) | コメントを書く
[ワンピース] カテゴリの最新記事
|