本日の香水　「バーバリー　ブリット」

店頭に立っているとよく見かける光景として、片っ端からサンプルを嗅ぐお客様。あまり意味が無いです。と言うよりもどんどん濃い香りにはまっていきます。よく、香水の一口メモみたいなところに「一日に試してよい香りは３本ぐらいまで」と書いてありますが、実際は似たような香りを嗅いでしまうと前に嗅いだ香水の香りが鼻に残っているので、後に嗅いだ方は無臭の感覚に陥ります。また、通常の香水ショップ店内ではいろいろなところから香りがしているため、ムエットをもらい外で嗅いだほうがよいでしょう。好きな香りと飽きのこない香りとは別なので、結局のところ当たりハズレも香水のうちと思って気楽に考えてください。 と言うことで、本日ご紹介する商品は「バーバリー　ブリット」です。 トップ：グリーンアーモンド・イタリアンライム・アイシーペア ミドル：シュガーアーモンド・アンバー ラスト：バニラ・トンカビーン 解説：夜の寒さが身に染みてくると、香水も温もり感のあるやや甘めな香りを好むお客様が増えてきます。このブリットもそんな香りの一つ。当店では約１年遅れでやっと売れ始めております。 枯葉が舞い散るまるでイギリスの秋を思い浮かべてしまうような香り。甘いバニラの香りとアーモンドがベースでしっかり漂って甘いかなと思えますが、ライムのさっぱり感と相まってくどさがありません。コートの上からふりかけて、ちょっぴり大人の演出をしてみては。オーデパルファムとオードトワレにより、バーバリーチェックの色が違います。見た目は、やっぱりオーデパルファムの方に分がありますが、価格の安さと香りの柔らかさがあるオーデトワレの方がおすすめです。 この秋メンズも発売しますが、どんな香りか楽しみですね。 本日はここまで。