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この時期になると香水を仕入れしているバイヤーは、品切れを起こさないために毎日のように仕入先と情報交換をしながら商談をしております。なお、ここで言う長期欠品とは、12月~1月下旬までのことを言います。
何故欠品が起こるかというと、まず海外のマーケットが冬休みに入ってします。(日本よりも休みが長いですから)また、香水は海外の商品のため業務通関があり、その通関のために入荷が遅れるケースがございます。(年末は、輸入品がごったがえす為、日持ちのする香水は後回しにされ、食品が先に通関するものですから)その昔の12月ワインの大量入荷により、香水の入荷がストップし、その荷物は、翌年2月頃出荷されたという話も聞いております。 最近の香水の場合、急激に値段が乱高下するため小売店側では、あまり在庫を持ちたがらないのですが、この時期になると自分の店の実力以上の買い物をしてしまいます。セール価格が翌年までずれ込んだりするのは、この為と思ってください。 ということで、そろそろメーカーの在庫が底を付きそうな「ジャンヌアルティス ラブリースウィートシックスティーン」をご紹介いたします。 トップ:レモン・マンダリン・カシス・グリーンリーフ ミドル:フリージア・ローズ・スズラン・アップル・ピーチ ラスト:シダーウッド・サンダルウッド・アンバー・ホワイトムスク 解説:とある業者は、年内予定分の在庫がそろそろ厳しくなってきて、次回入荷は1月末ごろと言っておりました。意外と売れているようですね。 レモンのトップは初恋を思わせる香り。アップルとピーチのフルーティな香りは軽やかで甘く、どことなく落ち着いた雰囲気があるのは、ローズが入っているせいでしょうか。ホワイトムスクのさっぱりした清潔感がベースとなってただ単に甘いだけではない香りの引き締めをしております。 前作のスウィートシックスティーンよりも若々しく、それでいて包み込んでくれるような感覚を与えてくれる優しい香りですね。もう少しボトルが面白い形をしていればなぁと個人的な感想です。 本日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.12.03 01:51:07
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