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テーマ:香水(937)
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夏の熱帯夜を思い起こさせるような昨夜、寝付けないのでテレビを見ておりました。番組名は「朝まで生テレビ」。かみ合わない討論会というのは面白い物で、最後までは見られなかったのですが、時計の針はAM3:30.。流石に朝は辛かったです。面白いからと言って無理をすると後に響きます。歳を取るにつれて余計誤魔化しが利かなくなってくるので、皆さん無理をするのは止めましょう。
さて、9月の初旬にまたもや「ギフトショー05秋」が東京のビッグサイトで行なわれ、各取引先から来場のお誘いの電話。上司が代わったこともあるのですが、正直な話、新しい事業展開しない限りは行く価値自体が下がってしまっているように思えて仕方ありません。それだったら、11月初旬辺りにクリスマス商戦の打ち合わせに行ったほうが余程まともな商談になるとも考えており、経費対効果の度合いが低そうな今回の展示会にはたぶん行かないでしょう。 (参考資料ギフトショー05春 http://plaza.rakuten.co.jp/avano5/diary/200502200000/) ただ、このタイミングに乗じてFitsさんでは、またもや秋冬の展示会を行なうとの事。 (参考資料Fits 2005 S/S http://plaza.rakuten.co.jp/avano5/diary/200503090000/) 前回同様ICIの裏手で行なうようなので、一つ面白い企画を思い浮かべました。それは、対業者向けのこの展示会なのですが、このブログで参加希望を募って一緒に新作を見て触って嗅いで感想を聞きたいというもの。買うのは我々ではなく一般ユーザーな訳で、ズバズバ鋭い意見が聞ければメーカーさんもこれからの商品開発に生かせるし、皆さんにとっても誰よりも早く商品を試すことができるし、何かささやかなプレゼントぐらいは用意できるだろうと思ったので、この企画の趣旨を早速、若手NO1の呼び名が高いうちの敏腕営業マンに相談したところ、混乱を招くのと展示会の主旨が違うとの理由によりあえなく却下。残念です。この企画が通れば私も自腹で上陸しようかなとも考えていただけに、上司の方々、何卒格別のご配慮お願い申し上げます。 と言うことで、やはりここはFitsさんの商品をご紹介いたしましょう。本日の香水は9月3日発売「ジャンヌアルティス スルタンフェアリーローズ」です。 ![]() ≪ジャンヌ・アルテス≫スルタン フェアリーローズ EDP・SP 100ml トップ:オレンジ・カシス・スズラン・グリーンリーフ ミドル:ブラックバカラローズ・フリージア・イリス・ジャスミン・アップル・ストロベリー ラスト:ブラックベリー・サンダルウッド・アンバー・シダーウッド・ホワイトムスク 解説:スルタンですが、ジャンヌの中でも大人っぽいと言うか高級志向強めなイメージを抱きます。しかし、私の店では、女子高生や外国の若い方々にリピーターが多く見受けられるようです。商品固有のイメージと価格とのバランスがこのような結果が生まれているのではないでしょうか。今回のフェアリーローズは若年層でもきちんとストライクゾーンに入るよう、ピンク色を主体とし、ボトルにどことなく高級感を与えるような装飾を施し時代背景(ヤングセレブ・プチセレブなどへのあこがれ)に合せた作り手の意気込みが感じられます。名前にローズと付くだけに、全体のイメージとしては、バラの穏やかな広がりとベリーの甘く透き通った香りが印象的。トップはオレンジやカシスの甘酸っぱさが弾け、ミドルは印象的なローズとみずみずしいフルーツのコラボレーション。ラストはブラックベリーの甘さが優しくパウダリーに香ります。 良い処取りの香水ですが、唯一欠点としては、これを出したが為に他の商品が影に隠れてしまうと言う事。例えばこの秋再発売する「マリナドブルボン ルージュロワイヤル」が明らかに影に埋もれそうですようね。新商品ばかりに目が行ってしまう昨今の香水事情。そのメーカーが持つ伝家の宝刀がFitsさんであればジャンヌシリーズである事は間違いなく、バランスを考えながら商品を投入しないと自分で自分の首を絞めてしまう結果にもなりかねません。秋口に話題性を持って行きたいと言う意図は分かりますが、ジャンヌで冒険を試みて、その香りが受け入れらたら、お姉さんブランドで更に洗練させた商品を作ると言う構図の方が良いのではないでしょうか? この手の話が聞きたければ、今度の新作発表会に皆さんをご招待してあげて下さいね。 本日はここまで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.27 17:18:37
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