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テーマ:今日の香り(364)
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デパートで香水を試し、とっても良い香りがしたのに、いざ、購入して家で使ってみたら、ぜんぜん香りが違うなんて感じたことはありませんか?こういうのは良くある話で、商品の生産ロットや保管状況などによっても微妙な誤差が生じるわけですが、やっぱりこれは試しているとき時の環境及びメンタルの問題だと思われます。
香水売場と言うのは化粧品売場と併設して展開しているお店さんが多いわけで、香水以外にもその周りのいろいろなものの匂いが一緒に鼻に飛び込んでくるわけです。加えて、スポットライトなどで商品を良く魅せている為、温度が高いものですから、香りの広がり方なども普段使う場合と異なります。更に付け加えれば、その香水をGETしたと言う満足感って言うのも結構厄介なもので、買い物をするというアクションをしている状態と冷静沈着の場合でも、香りの感じ方が変わってしまいます。 私も店員をしていた頃(デパートじゃないですけどね)「試した香りと違うので返品させてほしい」なんてトホホな場面があるわけです。お店によっては対応の仕方はまちまちですが、売った側も買った側も後味が悪い結果となるので、消費者の皆さんは、きちんと試した上でお求めになってください。 と言うことで、昨年末の日記で「nmnm」さん「ディープレッド」さん「ゆふこ」さんと御三方にコメントをいただきましたが、ようやくの事、香りを試すことができたので、本日はこちらの香水をご紹介いたしましょう。本日は「ヴェラウォン プリンセス」です。 トップ:アップル・スイレン・アプリコット・マンダリンメレンゲ ミドル:ピンクグァバ・タヒチティアラフラワー・ワイルドチュベローズ・ダークチョコレート ラスト:バニラシフォン・ピンクフロスティング・プレシャスアンバー・禁断の樹 解説:今更ながらこの季節にこの香水をご紹介しても如何なモノかと思いましたが、メーカーからの後押しもあり、今回ご紹介いたします。 女の子が誰しも持っている要素「プリンセス」。このフレグランスをつけることによって、現代のお姫様を呼び覚ますって言うのがコンセプト。 ボトルはハートの形をしており、サムライウーマンラブを縦型にしたようなイメージ。自立するところのデザインの巧みさもさることながら、ガラスの重みなど高級感はたっぷり。加えて、プリンセスが被る王冠キャップはハートの形をくりぬいており、紫色のストーンなど、見ているだけでうっとりします。 続いて香りの方ですが、つけたてはアップルやアプリコットのフルーティな甘さ。マンダリンの柔らかい爽やかさも手伝って、幼さを程よく抑えております。続いて、広がってくるのがティアラフラワーやチュべローズの花々の香り。それら香りに、甘酸っぱいグァバやラストに引き続かせるように、ダークチョコレートの甘さがつなぎの役割をし、そこからは、バニラとその香りに奥行きを与えるようアンバーのコラボレートがフレグランス全体の印象を決定づけます。 感想から書くと、最初に試した時のイメージと、二回目以降に試した香りの印象が違いました。まぁどちらにしても、バニラの香りってところは確かなのですが、最初に試した時はただ単にフルーツとお菓子の甘さを感じただけで、二回目以降はきっちりフローラルの香りを把握できました。ちなみに、湯船に入った時にラストのバニラとウッディのパウダリーが中和され、ミドルのフローラルをはっきり認識できると思うので、皆さんお試しになってみては如何でしょうか。 それにしても、ミスディオールシェリーやファンタジー。レンピカやエンジェルなどもそうですが、外国人の描く幻想的な香り=このような香りになってしまいますね。可愛いボトルにはこの手の香りが多いって言うジンクス通りなこちらの商品。サイズ的には30mlが一番可愛らしいと思うので、見た目で香水を集めている方は、ぜひお仲間に入れてやってくださいな。 本日はココまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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