|
テーマ:最近観た映画。(40087)
カテゴリ:プライベート
審査と言うのは、やたらめったら時間が掛かるものであり、
私の店のほうも、現在、楽天の新規出店審査中でございます。 担当者曰く、「4月28日前後が目処」とのことで、 それまで空白の時間ができてしまい、時間の使い方に苦慮します。 こんな時は、じたばたせずに趣味の時間に当ててしまおうと思い DVD鑑賞をしたときの事を書きましょう。 と言うことで、本日は「おくりびと」の感想文です。 吹雪の中の庄内平野を一台のワゴン車が走る場面からこの映画は始まるわけですが、 庄内平野?ロケ地が酒田ですからね。たぶんそうでしょう。 ざっくりとした話の流れは、プロのチェロ奏者が納棺師として歩んでいく物語が描かれております。 詳しくはこちらを参照 元々周防監督の作品が好きで、ファンシィダンスやシコふんじゃったなど 主役を務めていた本木さんにもその影響で好きになりました。 今回、アカデミー賞なんちゃら部門を受賞しDVD発売直前にも関わらず 映画館でのランキングが上位に喰いこんだと言う異例中の作品でしたが、 私の中で、邦画は家で見るものと決めておりまして、つい先日やっとみました。 まず話の構成に関して。 苦悩挫折→大願成就と言うサクセスストーリー型を取っているわけですが、 テーマ的にも非現実的なものではなく、 主人公が成長していく様もテンポ良く描かれていると思います。 しかし、どうもそこに割り込んでくる親子愛みたいなものは 個人的にはイケてないなぁと言う印象をでした。 また、納棺師がそれ程世間に偏見をもたれている?との疑問も残ります。 (もちろん納棺師がいること自体もこの作品で知ったわけですが・・・) 続いて、作品内のコミカルな部分ですが、 私自身は、テレビドラマなんかもそうですが、 この笑いのポイントを重要視しております。 (映画館でどっと沸くような場面の事です) この作品の場合、特に取り扱っている題材が題材だけに しんみり情緒的に描かれそうなものですが、 取っ掛かりとして、納棺儀式最中のあの場面であったり、 ビデオ撮影のあの場面であったりと、伏線をうまく使いながら、 笑いをちりばめ、主人公に対しての親近感を持たせようとしております。 ただ、やっぱり前半部分に集中してしまっている感があり、 後半部分に掛けて、もう一工夫欲しかった気がしますね。 これ以上、部分部分にスポットを当て述べていくと まだ見ていない方に失礼になってしまうので、 全体的な感想を述べますと....1度は見た方が良いのでは?と言う感覚でしょうか。 中途半端な表現ですが、面白さと言う点では合格点。 周りで使われている音楽もすばらしく納得の作品と言えるでしょう。 強いて言えば、話題になりすぎてしまったこと。 気持ちの問題なんですけどね。これが発見と言う形でめぐり合えたら、 もっと違う表現になるのでしょうが、自分の中でハードルが上がりすぎちゃっていました。 (天邪鬼って嫌な性格ですよね) 兎にも角にも、おじいちゃんおばあちゃん世代から若いカップルまで、 幅広い年代層で受け入れられると思いますので、私の感想など参考にせず、 この作品を楽しんでくださいね。 本日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.16 02:18:25
コメント(0) | コメントを書く |