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FLOWER☆CHILD MARIA'S GARDEN

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2005.03.01
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カテゴリ:スピリチュアル
蠍座の月の日 種まき月 色:赤 ハーブ:フランキンセンス

今日も今日とて、ヒッキーは続くのであった・・・

でも昨日でおおまかなとこは終わった。。。
あとは細かいところ、気になるところをもう一度チェック・・・

これがまた、時間がかかるんだよね!!!

ダーからも、「適当なとこでやめにしとかないと、永遠に終わんないよ」というありがたい(?)アドバイスをいただきました。。。

そうなんだよね、根が結構マニアックだから、一回気になっちゃうとずーーーーーっとそこにこだわっちゃうんだよね。

そうはいっても、今日はミニセミナーに行くことにしていたので、とりあえず途中で切り上げた。

今日のミニセミナーは、「ギリシア神話のアーキタイプ」についてのレクチャー。
ユング心理学者でライターや講演活動もしているというイギリス人女性のお話を聞きに行った。

ところが、またまた地下鉄が・・・遅れている。
当然、遅刻です・・・でもとりあえず始まったばっかりなので入れました・・・

私、ワークショップとかやっていて思うんですけど、人前で話すのって結構大変なんですよ。
今日もとっても身につまされました・・・

スピーカーの人、最初は緊張してたんだと思う・・・
なにしろ、講演場所がサイキック・カレッジだったし(謎笑)。

でもさすがにアーキタイプの具体的な話になったら、話し方が変わった!
すごく面白くて引き込まれました。
そりゃーそうだよねーーー専門だもんね。
最初からずばっと本題に入って話してくれればよかったのにーーー。
さすがでしたーーー。

+     +     +     +

今日の話で印象に残ったこと:


<ユング心理学の神話とアーキタイプ>

ギリシャ神話は西洋社会・文化の基盤。

現代心理学の2大巨頭はフロイトとユング。
フロイトはエゴとエディプス・コンプレックスにこだわって止まってしまったが、ユングはその先まで進んでいってアーキタイプというものにたどり着いた。

ユングによれば、人間は「perfection(完璧さ)」を求めてはだめ。
もし仮に「完璧」というものがあるとしたら、それ以上先に進めなくなるから。
その代わりに「wholeness(全体性)」を探すこと。
私達はみんなsubconscious(潜在意識)でつながっている。

世界中の神話、文明、シャーマニズムの中にまったく同じような「元型」を見出すことが出来る。

そのような昔話を信じるのは科学的ではない、ばかばかしいと言う向きもあるが、神話の中にはいまだ科学が説明することができないことが描かれている。

それはどうやってこの世界が出来上がったか、誰が作ったのかということ。

昔の人が形作った神の物語は、わたし達の潜在意識の中に刻み込まれ、それが世代を経るごとに大きな力を得ていっている。

(途中、ちょっと覚えてない。。。メモをとってなかった 涙)


<実際のギリシャ神話のアーキタイプ>

 (聖なるカップル・・・偉大なる父母)
*ゼウス:神々の父 偉大なる父、優しい、浮気者、気に入らないことがあると雷を落としまくる、感情のコントロールができない

*ヘラ :ゼウスの妻 神々の母 偉大なる母、ハウスキーパー、美しさ、嫉妬深い 一家をとりまとめるマザーゴッデス


 (1対の陰陽コンビ・・・もとは一体として崇拝されていたものが後に分離)
*アポロ:美しい男神 独りで完璧 若々しさ 金色に輝く、独善的、独りで完璧であるための不完全さ=アポロの恋は決してかなわない、精神的な未熟さ、マッチョで女性のことがまったく分からない

*ディオニュソス:自然、陶酔、喜び、お祭り、楽しさ、冗談、カタルシス、中毒、濫用、反社会的 キリスト教がディオニュソス的な喜びを禁じて封じてしまったために、逆に社会に混乱を招いた・・・ドラッグ、タバコ、酒などの濫用


 (陰陽の母神・・・水/地は女性エレメント 風/火は男性エレメント)
*アフロディーテ:風の神(男神)の精子が海に入って泡から生まれた=彼女には母がいない=規範となるべき母がいない 水のエレメントの女神 美 情熱 母になるためだけに生まれた=生の世界 精神的な未熟さ 

*デメテル:地の女神 死の世界を司る 多産、豊穣の女神 なんでもこなすスーパーウーマン 賢明な母 子離れできない母 子供を操る母


 (その他の神の例)
*ヘルメス:水星 コミュニケーター 知性 トリックスター(ジョーカー) 彼のみが3つの世界を自由に行き来することが出来る=神界、人間界、死後の世界 自由 風のエレメント 神の言葉を人間に伝える 放埓 感情的な未成熟さ 

*パラス・アテナ:ゼウスから生まれた彼の一番の愛娘 戦争の女神だが同時にピース・メーカー(平和の調停者)でもある 体中を武装している ふくろうがシンボルアニマル 決して負けたことがない 正義 冷酷 理知的すぎる 慈愛に欠ける

*ガイア:女神としての地球 生命を育む偉大なる有機生命体 豊穣 
私達が地球に対してやってきたことで彼女はとても怒っている
      ↓
(でもネイティブアメリカンのリーダーとかの中には、「マザー・アースはこんなことくらいで傷つくような弱い女じゃない」と言っている人たちもいる・・・私の余談) 

それぞれの神には正の側面と負の側面がある:どちらかに偏ってしまうと危険。
それぞれの性質を理解していれば、その反対の質を取り入れてバランスをとることができる。


<シャドウについて>

シャドウとは、潜在意識の中に住んでいる、私達のもう一つの隠された質でありアーキタイプ。
普段は表に出ている自分(=正の側面)の奥に封じ込めている、負の側面。
とてもパワフルなので、気がつかないうちに表の自分が彼に操られてしまう。
彼を理解することは大切。

ユングは「自分の外側に現れていることは自分の内を投影しているだけだ」といった。
自分のシャドウの投影が一番分かりやすいのは、自分に全く関係のないことに対して激しく反応したとき。

集団意識にも「シャドウ」は存在する。とても危険。
この集団意識のシャドウがカタルシスを求めるとき、大量虐殺や戦争が起きる。
大きなうねりが人々の感情を爆発させ、涙を流させる時、負の感情が拭い去られるが、同時にマイノリティの集団の犠牲を伴ってしまう=キリストの受難。

キリストも自分の内が外に現れるという話をしたとマタイ書に記述されている。


+     +     +     +

なんかちょっとうろ覚えかも。(^^;)
また何か調べたり新しいことが分かったりしたら書き足し・修正します。

ギリシャ神話は小さい頃に好きでよく読んでいたし、神の性質についてもセミナーなんかで聞いてて知っていたけど、心理学的なアーキタイプという切り口で改めて聞くのはとっても楽しかった。

1時間くらいのほんとのミニセミナーだったのですぐに終わっちゃったけど、ユングの本をちゃんと読んでみたくなった!!!

日本語のユングの本は、真っ黒で(字が小さくて多い)開くとかなり眠くなったんだけど、ちょっと挑戦してみたくなりました。

よーーーーーーし!英語で挑戦だーーー!(だいじょぶか?)






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Last updated  2005.03.03 08:33:37
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