000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日常生活の謎解き

2006.12.21
XML
カテゴリ:
前回からの続きです

フロントにてレンタサイクルをお願いすると「17時半を過ぎると急に暗くなるのでそれまでに帰ってきてくださいね。明かりが少ないですから」と告げられた。レンタサイクルは一時間¥300。ちょっと割高だが島だけに仕方がない。ホテルを出るとすぐに上り坂だがそれを上りきると平たくなる。5分ほど走ると郵便局があり、工事関係の事業所や民宿、住宅などちょっとした町だ。この集落を抜けると海が見えてきてここが西港。丘の上から見下ろす太平洋は感動ものの美しさ。

0612080070.JPG

大東島はプレートの移動によってサンゴが隆起してできた島。押し上げられているので海から断崖絶壁で地上に突き出し、真ん中の部分は窪んでいる。そんな地形なので島の淵は幕(はぐ)と呼ばれる丘になっており、みなとに出るに急坂を下ることになる。幕の海側が幕上、幕の内側が幕下と呼ばれるそうだ。

西港では何を考えるでもなくただ海を眺めていた。都会の喧騒とは全く無縁。港には唯一人。貴重なひと時。しばらくすると、飛行機で見かけた観光客と思しき方々も自転車でやってきた。みんな目的は夕日。太平洋に沈む夕日は日本海とも東シナ海とも違う格別なものだった。この夕日の先に沖縄本島がある。とんでもないところに来てしまったものだ。

夕日を見送り、暗闇が来る前にとホテルへと自転車こぐ。何台か自動車とすれ違うが、どの車もこちらのほうを向いてお辞儀をしてくれた。なんだか気恥ずかしい気分だが、それだけこの島に来る観光客が少ないからかもしれない。なんとか暗くなる前に到着。部屋に入ってから夕食だ。


つづく






Last updated  2006.12.21 23:03:30
コメント(10) | コメントを書く



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.