広島のソウルフードといえばなんと言ってもお好み焼き。生地の上にそばとキャベツ、具、目玉焼きを重ね、ギュッと押しつぶして焼いたのが広島風のお好み焼きだ。この地元の味を観光客でも気軽食べられるようにとお好み焼きのテーマパークが市内にはいくつかあり、最も新しい「ひろしまお好み物語・駅前ひろば」は２６の店舗が軒を連ねている。今回はこの中で最もリピーター率の高い「こっちじゃん」で食べることにした。


店長が焼く posted by (C)awajisan

広島風お好み焼きも最近ではいろいろなバージョンがあり、一般的な蒸した麺を挟む物に対し、最近はやりなのが麺をパリパリに焼いて食べるタイプ。ここはこだわりのたまご麺をバリバリぐらいまで焼き上げており、トッピングに選んだチーズのカリカリ具合と相まって非常に香ばしく、これがビールにぴったりだ。目玉焼きは半熟加減でこれもよし。ソースは定番のおたふくソースと、地元のカープソースの二種類を使用。好みに応じてつけるワサビが意外なアクセントで新たな発見だった。


お好み焼き posted by (C)awajisan

お店の名前からも想像つくが、サイドメニューには韓国料理も多数あり、ホルモン焼きも美味とか。この手のフードテーマパークでは有名店の支店として若手が作っているパターンが多いが、ここは店長の山田さん自ら腕を振るっており、この辺が人気の秘訣かもしれない。当たりでした。

「こっちじゃん」
広島市南区松原町10-1-6F HIROSHIMA FULLFOCUS6F
082-568-7837
月曜定休
10:00～23:00