今年になって新しくなった新千歳空港のターミナルに温泉施設がオープンしたというニュースを耳にした。早速検索してみると運営しているのは「万葉の湯」。ボーリングしていたという話を聞かなかったが、やはり万葉の湯お得意のタンクローリーによる運び湯。￥１５００という高額な入浴料でもあるのでここは見送るべきかとも思ったが、フライトまで時間があったので入浴してみることにした。


新千歳空港温泉 posted by (C)awajisan

お値段相応にタオルと手ぬぐい込みの料金。館内はスーパー銭湯そのもので、レストランまで備わっているが、同じビル内には飲食店が多数あるので苦戦しているのではなかろうか。脱衣所は大型のロッカーで、スーツも余裕で掛けることができるのはありがたい。


主浴槽 posted by (C)awajisan

浴場は内湯と露天風呂があり、１５人ぐらい入れる大きさの主浴槽にはコーラ色の湯。運び湯ながらオーバーフロー循環のようで、結構な量が排出口に流れ出しており、予備知識が無ければだまされてしまいそうだ。湯はサーム千歳ドミニオ温泉源泉。３６．２度、ｐＨ８のナトリウム－塩化物泉。わずかなヌルヌル感とモール臭も残っており、期待していなかったので意外といい湯に感じられた。


露天風呂 posted by (C)awajisan

露天風呂もあり、立ち上がると滑走路を眺めることができるが、さすがに湯船に浸かると目隠しがあってみることはできない。こちらは１０人ぐらい入れる広さ。運び湯でもなかなかいい湯で、源泉は体温湯。願わくば湧出地で源泉そのままを味わってみたいものだ。

２０１１年１１月入浴


コーラ色のモール泉 posted by (C)awajisan