草津温泉のシンボル「湯畑」のすぐ側にある温泉旅館。やはり売りは湯畑から直接引き湯した温泉だ。５３．９度、ｐＨ２．０２の含硫黄－アルミニウム－硫黄塩・塩化物温泉はやや緑掛かった透明。硫黄の香りは浴室に入らずとも漂っており、もう湯に入る前から出来上がってしまう。湯に浸かると酸性特有のスベスベ感。確執が溶けるような感覚は格別だ。シラミや毛ジラミは一発で死滅し、水虫も３，４日で撲滅できるという。訪れるのは決まって雪の積もった厳寒の冬なのだが、汗疹にも即効のようで、機会があれば暑い時期にも訪れてみたいものだ。暑いといっても、標高１０００メートル級の山間に位置し、めったに３０度を越えることは無い場所。のんびり湯浴みと避暑で訪れてみたい。

２０１３年２月入浴


大東館 posted by (C)awajisan


内風呂 posted by (C)awajisan


露天風呂 posted by (C)awajisan