カーブの多い路線での速度アップのために導入された振り子式特急。カーブで車体を傾けることによって従来の車両よりも高速で曲線を走破するというもの。１９７３年に中央本線の「しなの」用として初めて導入され、１９７８年からは南紀特急「くろしお」に導入。伯備線の「やくも」にも導入された。

「しなの」用の車両は１９９８年の長野オリンピックの際に新型に置き換えられたが、「くろしお」用はオーシャンアローも導入されたが、本格的に置き換えが始まったのは２０１２年に新型の２８７系が導入されてから。ここでコンバートが行われ、置き換えられた車両は福知山線、山陰本線の特急「こうのとり」「はしだて」「きのさき」の１８３系置き換えに投入された。

山陰、福知山線での運用も暫定的なもので、北陸新幹線開通でねん出された「しらさぎ」用の６８３系によって１０月３０日での置き換えが決定。近場を走る列車なので、追いかけてみることにした。

２０１５年１０月撮影


くろしお posted by (C)awajisan


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こうのとり posted by (C)awajisan


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きのさき posted by (C)awajisan