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テーマ:好きなクラシック(2324)
カテゴリ:音楽
先日、名古屋に行ってきたついでに、コンサート に行ってきました。な、なんと、木管楽器28人、トランペット9人、ホルン9人、弦楽器32人、打楽器2人、総勢80人 という大編成のオリジナル楽器オーケストラによるヘンデルの演奏。もちろん、日本初上陸です。 今回聴いたのは、エルヴェ・ニケ指揮コンセール・スピリテュエルのコンサート。ヘンデルの『水上の音楽』と『王宮の花火の音楽』が、初演時さながらの大編成で演奏されました。18世紀の時代の楽器を、これだけの数集めるのだって大変。コピーの楽器を使用したとしても、実際に、これだけの楽器と奏者を一堂に集めるのは、容易ではないと思います。しかも、こうした楽器はとってもデリケート。ちょっとした温度や湿度の違いでも、音程が変化してしまうこともあるようです。 実は、以前から、この団体がこうした演奏を行っているのは、CD を通じ知っていたのですが、実際に生の音を聴けるなんて、またとない機会です。 いやぁ、すごかったです。 『王宮の花火の音楽』なんて、ステージ左側にトランペット9人、右側にホルン9人、ティンパニは左右に1人ずつ、トランペットとホルンの掛け合いがとっても立体的です。実際には、こんな雄壮な音で鳴っていたんですね。トランペットは、飾り紐がついていて、奏者は左手を腰にあてて吹いています。カッコよかったですョ~。ずら~っと並んだ28人の木管楽器奏者たちのアンサンブルも、とにかく見事でした。 指揮者のエルヴェ・ニケさんは、なかなか個性的な指揮ぶりです。アンサンブルはオーケストラ任せのようにもみえます。きっと、創立以来いっしょに演奏してきている信頼感なんでしょうね。最近は、シューマン、ベルリオーズ、グノー、シャブリエなんかも指揮しているんだそうです。ぜひ聴いてみたいですね。 ニケさん、なかなか気さくな方のようで、サインをいただいた後、「写真撮っていいですか?」と聞いたら、OKしてくれた後に、こんなお茶目な表情をしてくれましたョ。 この後、10月28日の東京公演もあるようです。都内・近郊の方で、ご都合の付く方はぜひ聴きに行ってみてくださいね。 これまでの音楽の記事は こちら ヘンデル:『水上の音楽』、『王宮の花火の音楽』 エルヴェ・ニケ ヘンデル:『水上の音楽』、『王宮の花火の音楽』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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