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テーマ:好きなクラシック(2425)
カテゴリ:音楽
昨日に引き続き、今日も、サントリーホールで、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の来日公演を聴いてきました。今日は、オール・ドヴォルジャーク・プログラム。しかも、最後には、交響曲第7番が演奏されます。今までのゲヴァントハウス管弦楽団の来日公演では、あまり考えられないプログラムですよネ。 実は、自分…、とりたててドヴォルジャーク好きではありません…。普段からあまり聴きませんし、アーノンクールが積極的に取り上げて、珍しがられていたときにも、それほど聴こうとも思いませんでした。だいたい、TV-CM で、今回演奏される第7番…。なんだか、暗くて、ドロドロしてて…。音楽的にも、ちょっと複雑だし…。以前から、やや苦手な作品。はじめは、あ~、何で第7番なんだろうって、正直思いました。で…、せっかく聴きにいくわけですから…、スコアを買って勉強することに…。昨日のプログラムだったブルックナーは、以前からスコアを持っていたんですが、今回、ドヴォルジャーク3曲とも、ポケットスコアを一括購入 この作品、ブラームスの第3番が『ブラームスの英雄交響曲』と呼ばれたのにインスピレーションを受けて作曲されたんでしょうね。スラブの英雄伝説のような、懐古主義的な趣きがあります。馬に乗った英雄たちが、鎧の音をカチャカチャさせて駆け回り戦う武勇伝的なふんいきっていうんでしょうか。音楽的には、第1楽章のコーダで『ワルキューレ』の冒頭を彷彿とさせるフレーズが出てきたり、終楽章でグリーグを彷彿をさせるスラブ民族~北欧系のメロディーがでてきたりもします。第3楽章は、マーラーのグロテスクな世界を先取りしたような、たぶん『死の舞踏』的なニュアンスの音楽。こうした、ほの暗さの中に繰り広げられるスペクタクル。第1楽章の結びのフルートは、戦いの後、暮れかけた空に輝く一番星の輝きのような幻想的な美しさです。… どうですか、予習の効果。 さて、当日の演奏。本日もまたすばらしかったんです。 続いて、カヴァコスをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲。カヴァコスは、1692年製のストラディヴァリウスを弾いているらしいです。音の伸びはいいですが、少し線の細い感じの音色ですね。淡々としつつも、緊張感のある演奏っていったらいいのかな…。 ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、自分、ナマで聴くのは今回が初めてだったかもしれません。あまり頻繁に演奏される作品ではありませんよね…。しかし、録音では、マリア・ノイス、メンゲルベルク&コンセルトヘボーの名演や、日本人では塩川悠子さんがクーベリックと共演した名演などがありました。これらの録音を聴くと、もっと泥くさいというか、ノスタルジックな感じに満ちていましたよネ。そんなことを思うと、もう少しやりようもあるような気がしないでもないです…。 そして、交響曲第7番。昨日のブルックナーのように、熱い演奏が繰り広げられました。 2日間のコンサート、終わってしまうと、心にポッカリ穴があいてしまったような感覚です。次回の来日では、どんなプログラムを演奏してくれるんでしょうか? マーラーも、前回の交響曲第1番以外に、第5番とかもぜひ聴いてみたいですし…。ぜひ次回も聴きに行っちゃいます。 この日の演奏と同じプログラム、今、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の公式HPで動画が公開されてま~す。 ドヴォルジャーク:交響曲第9番『新世界から』 コンヴィチュニー ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 塩川悠子&クーベリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 7, 2011 11:23:15 AM
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