2006/02/06(月)00:32
朝の詩「ひとり」を読んで
産経新聞の朝の詩にこんな詩が載っていた。
「ひとり」
ゆっくりと朝刊を
読みました
郵便局へも
行きました
スーパーで野菜も
買いました
お風呂もしっかり
つかりました
今日で四日目
言葉を使わない日が
続きます
(東京都杉並区 豊原よしこ 89歳)
みなさんはこの詩を読んでどのように思われたでしょうか?
89歳になる豊原さんのこの詩を読んでアチキは強く心を打たれました。
孤独で単調と思える日常生活を受け入れているような、でもどこかで寂しいような気持ちがこの短い詩に込められているような気がするのです。
我々若者は、多くの欲望を満たす為に、あーしなければ、こうしなければと大騒ぎしてしまうものだが、豊原さんの詩にはそういう力みがなく謙虚で静かな落ち着きを感じる。
ただ求めるのは「人とのつながり」という実にささやかなもの。
郵便局やスーパーでは、お客の顔をみることもなく、バーコードだけをピッピ、ピッピ押して対応しているし、隣近所の人も挨拶さえ返さない人がいるこの社会。
何かが間違っているような気がしてならない。
豊原さんと同じ思いのお年よりが我が国に増えつづけていることを忘れちゃいけない。
小太郎は、無事に11ヶ月を迎えスクスクと育っております。
最近は、上の歯2本、下の歯3本生えいている歯を自分で歯みがきもするようになりました。
実に頼もしい息子です。はい。(ただの親バカですが。。。)
陶芸の方は、なかなか上達はしませんが今年も天目茶碗や急須を主に色々な作品を作って遊びたいと思っています。
油滴天目珈琲碗
伊羅保急須