2009/09/23(水)17:13
2009 F山キノコ採り5 (ハナイグチとシシガミ様)
「シルバーウィークどうします?」
「いつでもいいよ。」
「じゃ、飛び石でどうでしょう。」
「OK!」
と、そんな会話をジョンリー兄としながら、土曜日に引き続き月曜日もまたF山に行ってきました。
風が多少強い感じもあったのですが、気持ちのいい晴天。
標高2400メートルを越えると、雲の上の人間になれます。
まるで神様気分♪ 苦しゅうないぞ。
晴天なのは嬉しいのだが、森の中に足を踏み入れると、
バリッ、バリッ、パリパリ、パリ・・・
葉も、枝も、土も、そしてキノコも乾ききっていました。
まるで潤いがない。
キノコ達も乾燥肌になっていて、「あの人は今!」みたいな残念な姿になっていました。
こういう時は、葉っぱの下や、苔の蒸した場所を探します。
あっ!いた!
艶々ピカピカのハナイグチ達です。
一気にエネルギーゲージが回復し、パワー全開で採集です。
が。。。その後は、ミイラ状態のキノコばかり。
再び、一気にエネルギーが無くなってしまいました。 (×_×)ダメダ~
採らない時の山道はきついのです。
気分を変えて、クロカワ畑へ行って見る。
あった。。。と思ったら、黒川金太郎君(虫食いで軸が金太郎飴状態の奴)ばかりで、
みじん切りに励むアチキ。
どうもクロカワ茸には縁が無いようです。
途中、コメツガ大将とヤマネコさんコンビと出会い、15分ほど休憩しながらキノコ談義。
ふと、足元をみると見慣れないアリンコがいました。
F山には、里山ではあまりみられない昆虫もたくさんいるので楽しいです。
ランチタイムでは、きのこカフェさんご夫婦も加わってキノコ談義。
明日、キノコ鍋パーティをやるんですよと言ったら、「ハナイグチ持っていきなよ。」とプレゼントしてくれました。先輩ありがとうございます!
午後は、鍋の具材を増やす為にハナイグチ狙いです。
「う~ん、やっぱり乾燥していてダメだねぇ~。」とジョンリー兄と話をしていると、
なにやら黒い動物がこちらをじっと見ていました。
ハッ!Σ(゚∇゚;)!!
シシガミ様(日本カモシカ)の御出座しです。
人間に恐れる事も無く、こちらをじっとガンミしています。
哲学者のような理知的なお顔立ちをしていて、よく見るととても優しい目をしていました。(身体はクマに似ていますけど。。。)
約5分ほどの見つめあいが終り、足元を見るとそこはハナイグチ畑でした。
シシガミ様が「君たちの探しているキノコはここにあるよ!」と教えてくれたのかもしれません。
アリガタヤ~っ。アリガタヤ~っ。 (心の声『次回は、松茸教え下され~っ。』)
▲本日の収穫「別の小さいザルに入っているのは、カフェさんからのギフト」です。
▲マンションの仲間と「きのこ鍋パーティ」をやりました。
あまり上品に作ってもつまらないので、クリフウセンやハナイグチ、ナラタケ、ショウゲンジなど庶民キノコで綺麗な奴を厳選し丸ごと鍋にぶち込みました。
ダシは、昆布と鶏です。極上の味で、皆さんきれいに食べてくれました。
▲小太郎の描いた「じいじ&ばあば」の絵です。
あまりペラペラ喋らない義父、義理母ですが、口がやたら大きく描かれているのが謎。
子供らしい伸び伸びした絵だと思います。大人では描けない絵ですね。
<山を愛する人のお約束>
美しい山、美しい自然、美しいキノコを守るために、マナーある行動をしましょう!