家購入、最終書類にサインしました
旦那は「これで正式に借金まみれだ」と言っているけど、家の購入が決まって嬉しそう。私も嬉しい。でも、すべての手続きが終わったわけではなく、どこまで終わったら「正式」なのかが今ひとつ・・・。私たちの不動産屋さんが家に来てくれて、私たちは、「最終のこの値段、この条件に同意します」と言う書類にサインをした。「おめでとう!」と不動産屋さんが差し出す手を握り返して、雰囲気は「はい、終了」ってな感じ。でも、まだ売り手からのサイン書類をこれからもわわなきゃいけないし、銀行との最終ローンの打ち合わせもあるし、弁護士との話し合いもまだ。ま、でもとりあえず決まったってことで喜んでいいのかな。引越し先、決まりました!値段は、内緒だけど、やっぱり田舎だから、安い方だと思う(もちろん、私たちにとっては目ん玉飛び出る値段だよ)。もともと予定より安くなった値段だったけど、インスペクションの結果をふまえて、ダメもとで「もう少し安くできないか」と交渉してみた。1000ドル引いてくれることになった。ありがたや~。言ってみるもんだ。売り手はもうカナダにいないので、とにかく早く売りたかったらしい。色々と交渉にあたってくれた不動産屋さんには、ほんとに感謝。私たちの不動産屋さんは、私たちが住む予定の所の「町起こし委員会」みたいなものの役員をしているそうで、「小さな町だけど、こうやって若い人たちが住んでくれるのは、町の活性化につながるし、本当に嬉しいの」と言っていた。「10月にはパンプキンフェスティバルを予定してるのよ。世界記録に挑戦ってことで世界一大きなパンプキンパイを目指して今準備中。楽しみよぉ。11月には、町のメインの通りをを暗くなってから至るところライトアップして、パレードをする予定。これは恒例で、カナダでは結構有名なのよ。色んなところからたくさんの人がこのパレードを見に来るわ。そりゃあもうきれいなんだから。12月はね、クリスマス前に、地元の消防隊やレスキュー隊が協力して、消防車に飾りつけをするの。それにサンタの格好をした人を乗っけて、決まった時間に決まった場所に出むいて子供たちにお菓子を配ってまわるの。本当にいい町なんだから。きっとエンジョイできるわよ」と熱く語る、そんなあなたは不動産屋さん。パンプキンフェスティバルかあ。日本語にすると「かぼちゃ祭」。今でも、今ひとつ田舎になじめない私は、聞いていて「かぼちゃ祭かあ・・・」とちょっとさみしくなってしまった。いかん、いかん、こんな風じゃ。商店街も歩いていける距離だし、子供を育てるにはいい環境だし条件は、決して悪くはない・・・に違いない。頑張んなきゃ。田舎好きな旦那は、目を輝かして不動産屋さんの話を聞き、「まるでドラマで見る小さな町の行事ですね。それが実際に体験できるのかあ」と嬉しそうだった。新しい場所での新しい出発。新しい家族も増える。う~ん、燃えて来たぞ(小さな炎だけど・・・笑)。