カテゴリ:ぽっと出
感覚が鈍るその前に、ランプの傘の上に積もった塵を両手で掬い取るような刺激を。地下鉄は窮屈だ、あの帰り道に歩道橋の終点、下り階段の手前で眺めた田舎の風景は、それはもう、飛び立てそうなほど続いていて、あぁその頃と比べると、歩くために上げる膝小僧も、大分と少なくなってこのまま歩くことが面倒になってしまって、終わるのかと思うと窮屈で。淋しくて、これが生まれてから時間が経つことの宿命かと、呪う自分を。
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Last updated
2007.04.05 02:57:39
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