新しいカメラで撮ってみた ③ ノスリ編
11月22日(水)今朝も冷え込んでいます。お空は快晴。 夜遅くから明日にかけて天候が崩れる模様です。帰りが遅くなる人は、傘を持ってでかけましょう。さて、先の土曜日の続きです。新しいカメラ、DSC-RX10M4を手にした親爺は、試写と操作慣れにのために、野鳥見学に出かけました。コブハクチョウのマンションを後にし、次は印西市の(旧本埜村)の「白鳥の郷」を目指します。もう直ぐ到着というその時、右手の農道脇の電柱の上に大きな鳥の姿を捕捉。田圃の畦道に車を停めて、確かめに向かいます。ほんと遙か彼方、100m以上は離れていました。 肉眼では豆粒です。下の写真、これでも焦点距離600mmを全画素超解像ズームで2倍拡大で撮影しています。実質1,200mmです。ファイルサイズの関係でトリミングをしていますので、やや拡大しています。とても小さいのですが、しっかりと写っています。F値4.0、シャッタースピードは1/250です。この子はノスリですね。 また会えました。不名誉な異名はいくつかありますが、ダルマタカとも呼ばれています。このずんぐりむっくりの体系のせいですよ。こうして遠距離で見ますと、この子は特に達磨さんみたいに見えますね。ロシアのマトリョーシカという玩具にも見えます。あの入子になっている玩具です。因みにマトリョーシカとはこんなお人形です。ルイノクという楽天市場のお店の画像をお借りしました。達磨さんに向かって、「だるまさんがころんだ」方式でゆっくりと近付きます。余所見(よそみ)しながら、10歩進んで暫く休み。しばらくは、焦点距離600mmを全画素超解像ズームで1,200mmにしています。F値は4.0。 この明るさは目を見張ります。 シャッタースピードは1/320。このような光が少ない日には大いに助かります。 ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズのおかげ。明るいといえば、EVF(電子式ビューファインダー)の明るさも凄いですね。最近、α65のファインダーが見辛くて、眼が見えなくなったと奥様にこぼしていましたが、フォーカス合わせがうんと楽になりました。モニターも同感です。 液晶の技術も様変わりですね。 だんだん大きくなってきました。田圃の中の一本道。 左右に動けず、あちらも動かず、同じようなアングルの写真しか撮れません。この子随分と気を許してくれますね。親爺が接近しても緊張する素振りは全くありません。お顔が真ん丸で、少し窪んだ目、短目の首と胴体、そして髭面。 座禅を組む達磨大師のお姿を思い浮かべてしまいます。ダルマタカとは言い得て妙ですな。胸の羽毛がとてもきれいです。色合いは地味ですが、胸から肩にかけての模様が、ご婦人のショールのようです。本当に緊張感ないなぁ。目の前で毛繕いを始めました。電柱の上ですから、建物で3階分ほどの高低差はありますが、ほとんど電柱の真下にいます。ノスリは人馴れしているといいますが、特にこの子は大胆ですね。人間を全く怖がらないようです。 安全だと信じ切っているのでしょうか。黒い筒を向けても全く気にしません。上半身の拡大。細部まできれいに写っていますね。PCのモニターでは、A4サイズ程に拡大しますともっときれいに見えます。羽毛の一本一本がはっきりと分離して見えます。脚の爪まではっきりと写っていますね。これ凄い解像度です。 最新のカメラ技術に脱帽です。ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズの性能はけた違いですが、そこを透ってくる光を受け止め処理する、1インチイメージセンサーと画像処理エンジンの性能も素晴らしいですね。超高速、高精度のAFだけではないですね。 性能全体のバランスが取れています。SONY以外のメーカーのカメラのことは全く分かりません。比較のしようがないのですが、中途半端な一眼レフカメラの出番はないですね。ところで、このノスリさん。 全く逃げません。 カラスより大胆。最新の注意を払って接近を試みたのがバカみたいです。電柱に上で、「あいつ何してんだろう」と思っていたかもしれません。それとも座禅を組んでいらっしゃったのかそう言えば、背中から撮るのを忘れてしまいました。チャンスだったのにねぇ。結局こちらをお見送りしてくれました。 ありがとう。明日は、「白鳥の郷」のことを書きます。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り