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テーマ:野鳥好きっ♪(15702)
カテゴリ:野鳥
1月15日(月) 今週は、水曜日辺りに天候が崩れる予報が出ています。 低気圧が日本列島を横断していくようです。 昨日の日中は、久しぶりにぽかぽかとした気持ちの良い陽気でした。 今朝の最低気温は、氷点下4℃。 強い冷え込みですが風が無いので意外と寒くないですね。 ここしばらくは寒が緩み、暖かく感じる日が続きそうです。 過日、手賀川の堤防を歩いていましたら、頭の白いカワウを発見しました。 腰の部分も白くなっていますね。 もう一羽は白くなっていません。 この二羽は番なんですよ。 白い頭が♂で、婚姻色が出ているのです。 カワウは比較的大型の鳥で、全長は80cm強、翼開長は140cm程度でしょうか。 データ的にはノスリより一回り大きいのですが、 首が長い、尾も長い、胴体は細いことを考えますと、 似たり寄ったりのイメージとなります。 全体的に黒色の鳥の印象ですが、風切と雨覆は褐色がかって見えます。 クチバシの付根は黄色く、眼は虹彩の色がエメラルドグリーンでとてもきれいです。 真っ黒黒助のカラスよりは、ずっとお洒落ですよ。 何かの物音に反応して、二羽揃って飛び立ちました。 カワウの飛び方は直線的。 まるでロケットのようです。 水面に沿って真直ぐ飛んで行く姿を見かけることが多いですね。 上空を飛んでいる時も、常にバタバタと羽ばたいていますよ。 帆翔していることはないと思われます。 省エネではありません。 ♀のほうがやや小柄。 ノスリンたちタカ族とは反対です。 水鳥系では一般的です。 こちらは別の♂です。 頭の色は未だ中途半端ですが、かわいらしい顔をしています。 また、別の♂が大きなお魚をゲットしました。 口からはみ出る大きさですが、簡単に丸呑みしてしまいました。 カワウはかなり体を沈めて泳ぎます。 遠くから見ますと、首だけが浮いている感じです。 以前一度だけ会いました、キンクロハジロと同じです。 どちらの鳥も、潜ってお食事をする水鳥だからでしょうか。 同じ潜る系でも、カンムリカイツブリはかなり体が出ていますよ。 水面上で翼をバタバタさせていましたが、突然飛び立ちました。 といいましても、あまり本気モードじゃないですね。 身体が立っていますよ。 オナガガモのチョイ飛びに似ています。 ふゎっと飛び上がり、目の前の杭に留まりました。 翼を広げて日光浴です。 カワウの羽は、潜り易いように水分を弾かないようになっています。 従って、潜ったり泳いだりした後は、こうして翼を広げて乾かしているのです。 カワウの横顔です。 クチバシの先は鉤形に曲がっています。 クチバシの根元の黄色い皮膚に注目。 この部分が大きく広がっているのがカワウです。 こちらは江の島にいたウミウの横顔です。 黄色い部分が尖っていて、あまり広がっていません。 ここで見分けるのが一番確実です。 しかし、少し離れていると肉眼では確認し難いですね。 写真では見難いのですが、虹彩の色はやはりきれいなエメラルドグリーンです。 ウミウも翼を広げて羽を乾かしていました。 正面から見ますと、ちょっと変顔になりますよ。 ダチョウさんのお顔に似てますかね。 一般的に、ウミウはカワウより大きな体をしています。 そのため、鵜飼の鵜はウミウなのです。 より長く潜れるそうです。 カワウは日本国内で繁殖し、移動するにしてもほとんどが日本国内です。 手賀沼周辺では一年中観られるレギュラーです。 一方、ウミウは一年中日本にいる個体は少なく、 多くは、冬になるとロシア、中国、朝鮮半島から渡ってくる水鳥だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.01.15 18:46:20
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