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テーマ:野鳥好きっ♪(8746)
カテゴリ:野鳥
![]() 1月26日(木) 非常に強い寒波がやってきています。 今朝の冷え込みは強烈。 我が町の最低気温は△4℃、最高気温の予報が3℃。 記憶に無い低温です。 居ながらにして、北国に引っ越した気分です。 日中は北風も強まり、体感温度は氷点下 ![]() 降雪の影響もあってか、 ご近所のスーパーでは、お野菜売り場の棚がほとんど空っぽでした。 しばらく新鮮なサラダは食べられないかもしれません。 野鳥たちもこの寒さは堪えるでしょうね。 少し心配になります。 今日の日記はヨシガモ。 「葦鴨」なのか「(姿が)良し鴨」なのか、はたまた「(味が)良し鴨」なのか。 少し不思議なお名前です。 似た名前のオカヨシガモとは、容姿は全く異なりますし・・・。 それは兎も角、♂の頭と尻尾が特徴的で、とても美しいと思います。 頭の色は緑色から赤紫色のグラデーション。 赤紫色の部分は、ちょうどモヒカン状に頭頂部にかけて伸びています。 頬から後頭部は、微妙に変化していく緑色。 光の当たり具合で玉虫色に変化します。 形は少々扁平気味。 何故かとても薄いのです。 確認しにくいのですが、後頭部には飾り羽が伸びています。 喉から下は白いのですが、黒い首輪を巻いていますよ。 ![]() ♂の頭が緑色になるカモは、マガモやコガモ、ハシビロガモがあげられます。 もちろん、マガモもコガモもハシビロガモもとても美しいのですが・・・。 しかし、玉虫色(構造色)具合ではヨシガモに敵いませんね。 ナポレオンの帽子に例えて、ナポレオンハットとの異名も持っていますよ。 ![]() また、尻尾の辺りもたいへんお洒落です。 正確に言えば、尾羽ではなく三列風切なのですが、長く伸びて湾曲し側面に垂れています。 基調は黒ですが、白で縁取りされていてとても目立ちます。 遠目でヨシガモかどうか見極めるには、一番分かりやすいポイントかもしれません。 翼鏡、すなわち次列風切は光沢のある青色です。 お洒落のてんこ盛りですよ。 ![]() 腹部には、コガモの♂と同様に、和柄が描かれています。 唐草模様と青海波の中間のように見えますが。 美しいヨシガモの容姿のご紹介はこれぐらいにしまして。 この時のヨシガモの群は、♀一羽に対して♂が四羽。 ♀を交え輪になってグルグル回っている感じでした。 分かりやすく言いますと、フォークダンスを踊っているみたい。 ♂は交互に奇声を発しながら、このような姿勢になっていました。 今は恋の季節ですが、あの「お願いします」、「ちょっと待った~」の最中だったのでしょうか。 若い人には、分からないネタかもしれません。 ハハハ。 何れにせよ、もてもての♀でした。 ヨシガモの世界では美人さんなのでしょう。 ![]() 他の種類のカモも、このような行動を経てカップルが誕生するようです。。 そのうち追いかけっこも始めます。 オオバンやカンムリカイツブリですと、 羽ばたきを併用してスピードアップしますが、ヨシガモは脚の動きを速めるだけでした。 ![]() 頭だけを観ていますと、別種のカモが群れているようです。 光の当たり具合で、全く色が違って見えますでしょ。 ![]() カルガモ以外の他の種類のカモと同様に、日本には冬になるとやって来る渡り鳥です。 アジア地域の固有種だそうです。 このようにとても綺麗なヨシガモですから、たいへん人気があるようです。 ただ、個体数が少ない上臆病者であるゆえ、目にする機会はとても少ないのです。 そうは言いながら、皇居のお堀にはかなり来ていますな。 自分でも確認してみました。 かなり人慣れしています。 ![]() 先程の喧騒はなんとなく終わり、 気が付いた時には一組のペアが残されていました。 ![]() ♀がこの♂を選び、 二羽が番になったのかどうかは分かりません。 北印旛沼では、3月初旬までヨシガモの姿が観られるはずですよ。 ![]()
Last updated
2018.01.26 06:46:20
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