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アウトドア親爺の徒然日記

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2018.01.29
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カテゴリ:その他

1月29日(月)

1月も残すところ三日。 この寒さは何時まで続くのでしょうか。
朝の7時前で、外気温は△4℃。 先週から引き続き、十分冷え込んでいますね。


今日の日記は鳥類ではなく、珍しく可愛い哺乳類のお話です。

この子はニホンイタチです。
ヒクイナを観た場所とほぼ同じ場所で見かけました。 複数の個体がいるようです。

北印旛沼周辺には、結構な数のニホンイタチが暮らしているのでしょうか。
この子以外にも、遊歩道や土手で体が小さめの個体を見かけました。

この場所に詳しい人が仰るには、
真冬でもずっぽりと水に潜ってお魚を捕えているそうです。

主食はヒクイナと同じ系統のようです。
たぶん捕まえる獲物の大きさは違いますけどね。

手足の指の間には蹼(みずかき)があって、見かけに依らず泳ぎは得意なんです。




主な活動地域は川や湖沼、湿地、沢などの水辺。
絶滅してしまったニホンカワウソみたいですね。

この事実は目から鱗です。 野原等が主なフィールドだと思っていましたよ。
完全に誤解していました。

親爺は、高校時代田圃の真ん中を自転車で通学していました。
その道すがら、時々ニホンイタチの姿は見ていましたので。




ニホンイタチは、
ネコ目イタチ科に分類される、日本の固有種なんですよ。
従来、タイリク(チョウセン)イタチの亜種ではないかと考えられていましたが、
近年ではDNAレベルでの比較が可能になり、別種と判明しています。

本州以南の全国に生息していますが、北海道にも上陸しているようですね。

身の危険を感じると、
肛門付近にある「臭腺」から悪臭を放って逃げます。
スカンクさんと同じです。

立場が悪くなると、とんでもない事を仕出かして去っていく人がいますが、
この行為は、イタチの習性に因んで「いたちの最後っ屁」と表現されることがありますね。




成獣の大きさはオスとメスで異なり、オスはメスより大きいですね。
体長は、オスが30cm前後、メスが20cm前後のようです。
尾長は体長の40%ほどです。

毛色は個体によって差が有りますが、だいたい茶褐色から黄褐色です。
首の下には白い毛が混じっています。鼻筋周辺は濃い褐色。




冬眠はしませんので、今の時期でも活発に活動しています。
また、昼夜かまわず活動しているようです。




たいへん用心深く、後肢で2本足立ちして周囲を見回すことがあります。
遠方やよく見えないものを見定めようとして、目の上に手をかざして光を遮ることを、
古文では目蔭(まかげ)といいますが、イタチのこの行為も目陰と云うそうです。

田圃の畦道で、よく見かけたものです。
もちろんイタチ君は手をかざしたりはしませんが。

食べているものは主に動物性のもので、
ネズミや鳥、両生類、魚、カニ、ザリガニ、昆虫類です。 これはノスリと似ています。
また秋には、木登りしてヤマグワやヤマブドウの実など植物質のものも食べているそうです。




イタチの仲間で、外来種にタイリクイタチがいます。
シベリアイタチ、チョウセンイタチとも呼ばれています。

ユーラシア大陸北部、ヨーロッパ東部、ヒマラヤ北部からシベリアにかけて、
広い地域に生息しています。
日本では、九州、四国、本州中部地方以南に移入しているそうです。

ニホンイタチと比べやや大型で、尾っぽがやや長いのが特徴です。




この子は尾っぽがそれほど長くないので、間違いなくニホンイタチですね。

ところでニホンイタチの寿命は驚く程短いのですよ。
web先生によると、平均でたったの1~2年なのですよ。

これでは、一個体が繁殖活動に携われるのは、1回か2回。
意外と繁殖力は弱いのかもしれませんね。

西日本の平野部では、タイリクイタチに勢力圏を奪われて、徐々に数を減らしているようです。
国際自然保護連合(IUCN)により、昨年からレッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けているそうですよ。

今のところタイリクイタチは、箱根の関は越えられないようです。
これは是非とも阻止したいところですね。

ニホンイタチが日本固有種であると判明した以上、守ってあげたいところです。






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Last updated  2018.01.30 06:26:12
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